INTERVIEW

INTERVIEW

金澤有希が振り返るアイドルとしての19年間&アイドルプロデューサーとしての願い「『頑張れば必ず報われる』という世界ではないけど、でも……」

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頑張れば必ず誰かが見てくれて、誰かの100点になれる

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ところで、金澤さんはどうしてプロデュース業をセカンドキャリアに選んだんですか?

  • 金澤

    どうしたらファンの方と楽しめるかを考えるのが好きなので、うっすらと「プロデュースって楽しそうだな」って想いはずっとあったんです。卒業が決まったあたりから、引退して普通に暮らしていくか、プロデュース業に挑戦するかを本格的に悩むようになって。

引退の可能性もあったんですか。

  • 金澤

    実際、「どんな業種で働こうかな」くらいまでは考えてました。でも私、実家に帰ればアイドルの話を熱くしてたので、両親は「もったいないよ」、「その熱意があるなら、まだアイドルのそばにいなよ」って言ってくれて。また背中を押してくれました。

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どこまでも素敵な親子関係ですね。オーディションにはすでに多数のエントリーがあるそうですが、どんなグループを作りたいですか?

  • 金澤

    やっぱり王道のアイドルを作りたいですね。自分がただただ好きで得意というのもあるんですけど、今のアイドル界は“変化球”と呼べるようなアイドルさんが多いなと思っていて。ここでもう一度、王道を盛り上げたいなと思っています。

となると、オーディションでは王道アイドルになれるかどうかを見るわけですよね。それってどんな人だと思います?

  • 金澤

    やっぱりアイドルをすごく愛してくれて、心がくすんでいない子だと思います。どんなに見た目がアイドルだとしても、心がくすんでいたら……例えば「感謝を忘れるな」って話をしても通じないと思うし、すぐに忘れちゃうと思うんです。それは王道アイドルと一番かけ離れた人だと私は思っているので、“内面的なアイドル”を探していきたいなと思っています。

    それを知るには直接お会いしてお話ししないとだと思うので、オーディションが進んでいくのもすごく楽しみです。

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金澤さんらしい考え方ですね。最後に、オーディションを受ける方々にメッセージを。

  • 金澤

    「頑張れば必ず報われる」という世界ではないけど、でも、「頑張れば必ず誰かが見てくれて、誰かの“100点”になれる」というのを私は19年間で実感しました。

    私も自分の人生をかけて頑張っていくので、一緒に頑張りましょう!

金澤有希プロデュース 新アイドルグループオーディション
【募集概要】
期間/1次審査 2月16日(木)12:00〜3月9日(木)23:59
お披露目/5月(予定)
応募方法はプロジェクト公式サイトへ。
https://kanazawa-project.com/
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PROFILE

金澤有希

かなざわ・ゆうき
1993年5月1日生まれ、北海道出身。
小学5年生で苫小牧のローカルアイドル・Touchでアイドル活動をスタート。以降、AKB48研究生、iDOL Streetストリート生、GEM、SUPER☆GiRLSと5つのグループを渡り歩く。2023年2月にSUPER☆GiRLSを卒業。アイドルプロデューサーとしてリスタートを切る。
5月5日(金)、金澤有希生誕イベント「私の1日あなたにあげる♡ 金澤有希生誕バスツアー」を開催予定。

取材・文/アオキユウ(short cut) 撮影/持田 薫