INTERVIEW

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コロナ禍で誕生した“声援を受けたことのないアイドル”の心情とは。「はじめての声援にメンバーも泣いていて……」

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ステージより他のアイドルと楽屋で一緒にいる方が緊張!

もともと客席にいた側からして、実際アイドルになってみて「この辺が意外だった」って事あります?

  • 望永

    そうですね、ライブハウスって意外と後ろの方まで見えるんだなって思いました。暗いしもっと見えないと思ってたんですけど、知ってる人なら「いるな」ってわかるくらいには見えるんですよね。あと、アイドルさんの楽屋ってもっとギスギスしてるんじゃないかと思ってたんですよ(笑)。

ライバル関係バチバチなんじゃないかと。

  • 望永

    でもみんな仲良くって「内側でも仲いいんだ!」ってホッとしました(笑)。

オタクとしてはギスギスしてたら「見なきゃよかった……」になりますよね。

  • 望永

    そうなんですよ! だから自分が客席で見てきたグループと対バンした時に、楽屋で話しかけてくださったりして、ステージ上と変わらないというか「こんなにフランクに接してくれるんだ……」って緊張が解けたりしましたね。優しいのはイメージ通りでした。

「ビジネス優しい」じゃなかったんだ、っていう(笑)。

  • 望永

    でも推しやオタクとして見ていたアイドルの方と楽屋で一緒になると緊張します。ステージに立ってるより、楽屋に他のアイドルの方といる方が緊張してるかもしれない(笑)。

そんな望永さんはデビューが2021年6月ということで、まさにコロナ真っ只中ですよね。

  • 望永

    自分が客席で見てた側なので、声出し出来なかったり、ファン同志の距離空けなきゃダメだとか、昔に比べると違和感はありますね。お客さんが頑張ってくれてるのは伝わるんですけど、どうしても盛り上がりに欠けてしまうところは感じますね。

望永さんはガンガン声出したりするオタクだったんですか?

  • 望永

    そうですね、棒立ちで見るより声出して振りコピしてたタイプのオタクでした(笑)。お客さんを見てると、コロナで声出したり出来なくなってカメラ構えて撮影に専念してる人が増えた気がします。

なるほど! コロナの影響でカメコが増えた。

  • 望永

    けっこう多いですね。