INTERVIEW

INTERVIEW

ガチのドルオタ芸人・寺田寛明インタビュー「落ちサビで誰が来てもケチャりたいので、ペンライトは持ちません」

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一番予想がつかないのがアイドル

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さて、いろんな方向から地下アイドルについて語って頂きましたが、最後にまとめ的な感じで……。他のエンタメにはない、アイドル現場ならではの魅力というと何になるんでしょうか?

  • 寺田

    自分は根本的にライブが好きなんですよね。お笑いをやってるのもそれがあって。映画もマンガも好きですけど、やっぱ現場で何かが起こってるっていうのが好きで。その中でも、アイドルが一番予想がつかない気がするんですよ。お笑いでもお客をの予想を裏切るようなことを意図してやろうとしますけど、それとはちょっと違って。本当に自然発生的で予想外な「そんなことする!?」みたいなことが起こったりする。
     単純にちゃんと作り込んだ楽曲が良かったり、パフォーマンスがすごいって感動することもあるし。そもそも同じ対バンでも、グループによってやってることが全然違ってて、「こんなやり方もあるんだ!」みたいなものを見れるのも面白いし。だからワンマンライブがあまり得意じゃないんです(笑)。よっぽどそのグループが好きじゃないと見れない。1組25分で5、6組の対バンっていうのが理想ですね。今後もしっかり見ていきたいと思います。これだけ次々に解散するグループがあるのに、行きたい現場は一向に減らないので(笑)。

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ほかに何か言い残したことがあったら!

  • 寺田

    あ、そうだ。僕、アイドルラップがすごい好きなんですよ。もともとリリスク(lyrical school)が好きで。今面白いのが……。アイドルって歌が上手くないグループっていっぱいいるし、全然それでいいと思うんですけど、最近のアイドルラップ界って、下手な子がぜんぜんいないんですよ! 昔はもっとユルッとやってた感じなのに、最近はなぜかみんなスキルバチバチ! 多分『フリースタイルダンジョン』とかでラップ自体がメジャーになった影響だと思うんですけど。だからライブもめちゃくちゃ楽しめるし、面白いグループもいっぱい出てきてる。RHYMBERRYやってたところがプロデュースしてるMIC RAW RUGAとか、コウテカ(校庭カメラガール)やってたところがSZWARC(シュワルツ)とSPECIAL CHEESE MENUをやってたり。スペチーとかもう、コミカルですごい変! この記事を読んでくれたオタクの人は、ぜひ見に行ってください。振りコピとかの世界じゃないけど、初見でも絶対楽しめるんで!

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PROFILE

寺田寛明

てらだ・ひろあき
1990年10月6日生まれ。埼玉県出身。AB型。身長170㎝。2021年、2022年『R-1グランプリ』決勝進出。現役塾講師。ツイッターは、芸人用とオタ活用( @tottemogenkiman )がある。

オフィシャルホームページ

https://www.maseki.co.jp/talent/teradahiroaki

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詳しくは、ガラスガール公式Twitterをご覧ください。

取材・文/山下剛一 撮影/田中健児