INTERVIEW

「推してくれる人がいなかった一年目から 今年は一日8コラボ」 アイドルとオタクの最幸の日「生誕ライブ」を考える -一色萌インタビュー-  

「推してくれる人がいなかった一年目から 今年は一日8コラボ」 アイドルとオタクの最幸の日「生誕ライブ」を考える -一色萌インタビュー-  

アイドルとオタクの関係の中でも一年に一度、最も輝くのは「生誕ライブ」「生誕祭」と呼ばれる、アイドルの誕生日を祝うイベントだ。

48グループや坂道グループでも劇場や握手会などで行われ、ライブアイドルでは毎週どこかで誰かの生誕ライブが行われている。コロナ拡大以降も、以前どおりとはいかないものの形を変えつつ開かれている大切な行事である。

同じ推しを持つオタクたちが「生誕委員」となり、アイドルの誕生日を祝うためにスタンドフラワーやケーキにメッセージカード、さらにシールやTシャツなどなどグッズを作る。またアイドル側も、誕生日を迎える子が好きなグループを呼んだり、その子の特別な生誕ライブの演出をする。基本ライブはアイドル側が演出するものだが、生誕は唯一アイドル側とオタク側が演出をコラボする日なのだ。

具体的な印象深い例をあげれば、メンバーが登場すると「客席全員が猫耳をつけていた」という2014年の武藤十夢(AKB48)生誕祭や、BELLRING少女ハートの生誕ライブでしばしば登場した「神輿」。また、定番のソロコーナーで『メインテーマ』『時の過ぎゆくままに』などのカバーを聴かせたアイドルネッサンスの石野理子の生誕など多種多様だ。

しかし、なんと言っても生誕定番である曲の一番盛り上がるタイミングでのメンバーカラーのサイリウムが一斉に点灯する瞬間は、誰の生誕でも、何度見ても「アイドルっていいなあ」と思う瞬間のひとつだ。

そんな生誕ライブの中でも、「その気合いの入り方はライブアイドル随一」との呼び声高いライブが、6月5日に行われた。プログレッシブアイドル・XOXO EXTREME(キス・アンド・ハグ・エクストリーム)の一色萌(ひいろ・もえ)さんの生誕イベント『萌フェス』だ。

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高円寺HIGHで行われた同イベントは二部制で、ゲストグループが8組、それに一色さんのグループXOXO EXTREME(以下・キスエク)、彼女がボーカルを務めるバンドre-in.Carnation、そしてパブロックを歌うソロアイドルと3つの顔で登場。しかもゲスト8組全てとコラボし各グループの衣装を着て1曲ずつステージを披露。その上物販ではそのグループの衣装を着たランチェキを発売と、ここまで濃厚な生誕ライブはそうは見ない。

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キスエク加入前から、そして現在でも休日にはアイドルライブに通う現役アイドルオタクである一色さん。そんな彼女のアイドル愛が詰まった生誕ライブを振り返りつつ、アイドルにとっての生誕ライブの意味などについてうかがった。

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