あの頃は本当に1mmも何もなかったのに
昨年のTOKYO IDOL FESTIVAL以降、どんどん名前を見る機会が増えているタイトル未定ですが、大晦日の「今年のライブ出演回数は276回でした」というツイートが衝撃でした。少なくとも2日に1回は必ずステージに立っていたという。
- 谷
そんなにしてたんですか? 知らなかった。
- 阿部
知らなかったんだ?(笑)。いや、去年は本当にすごかったですね。1日3本ライブをやってる日も多かったですし。
- 冨樫
でも今年に入ってからは抑え気味なんですかね。レッスンをやってることが増えた気がします。
2月にZepp Sappro、3月にLIQUIDROOMと、立て続けに過去最大規模のライブハウスに挑戦してきましたからね。そんなワンマン2本を成功させたタイミングでのインタビューですが、今の心境は?
- 谷
2本のワンマンが決まったのが去年の7月だったんですよ。だから実は、ここ半年以上を費やしてきたすごく大事な2本のライブだったというか。
Zepp Sapproは成功と言える結果だったから恵比寿も……「大丈夫かな」って不安もあったんですけど、でも本当に予想もしていないくらいの人が来てくれて。この前もライブの映像を見返したんですけど、声援とか、お客さんとの一体感に感極まっちゃいました(笑)。
- 冨樫
うん。それを終えた今は「新しく、ここからまたスタートなんだ」って、あらためて引き締まるような気持ちです。
- 川本
北海道のグループを東京でもこんなにたくさんの人が知ってくださるのは想像していなかったですし、シングルのリリースも決まって、今やってるリリイベも初めてのことですし。これからどうなっていくんだろうっていうワクワクもあるし、今までと状況が変わりすぎた不安もあるし……なのでよくわからない気持ちです(笑)。
先日には結成3周年を迎えて。初のリリイベも含めて、怒涛の日々にやはり飲まれている部分もあると。
- 冨樫
そうですね。東京にこうして月に何回も来ることも想像してなかった。
- 阿部
でも3年前と比べるとすごいなって思います。あの頃は本当に1mmも何もなかったのに、3年経ってこれだけグループが大きくなれたこともそうですし、そもそも3年間存在し続けられたのがすごいなって。
3年経って「大きくなれた」と感じることは?
- 阿部
裏側の話なんですけど……グループで個別楽屋をいただけることが増えました(笑)。
生々しい(笑)。でもまさに、また1レベル成長したことのあらわれですよね。
- 阿部
今までほかのグループの方と一緒の共同楽屋がほとんどだったんですけど、やっぱり個室で「タイトル未定さん」って書いてあるのを見ると嬉しくなります(笑)。特に私たち、ほかのアイドルさんがいるとあんまりしゃべれなくなる人間なので。
- 3人
(同時にしみじみと頷く)
すごい。こんなに揃うことあるんだってくらい動きがピッタリでした(笑)。
- 阿部
のびのびさせてもらってます(笑)。