ついに初の全国流通盤リリース。北海道を拠点にするタイトル未定の次の野望は？「3年経って“いつか”って思える自信はついてきました」

ゴリゴリの恋愛曲ですね。タイトル未定、恋愛曲と言えそうなのが1、2曲しかなくて、それも控えめな表現だったんですけど。

リアルですよね。

“触れた？ 触れてない？ 唇”。そこの歌詞が私はびっくりしました。（谷を見ながら）“唇担当”です。

その言い方やだ！（笑）。でも本当にキーワードがダイレクトです。初披露したLIQUIDROOMでも、ファンの人からは「雰囲気が全然違うね」とか「オトナだった」って声が多くて。

恋愛の曲……恋したことがないから他人事っていうか。いつか私も感情移入して歌えるようになりたいなとは思ってるんですけど、うーん。難しい！　でも、失恋したときに聴いたら前に進めそうって思います。あと、優ちゃんは『栞』で「泣いた」って言ってました。

うわー（笑）。そうですね。レコーディングと撮影が終わって、車の中でずっと聴きながら帰ってるときにいろいろ思うことがあって。

……歌詞の中で男の子と女の子のふたりの学生の主人公が出てきて、たぶん卒業して別の道に行くんですけど。私はそれを、新しい章に進んでいく今のタイトル未定に重ねてしまって。“もらった光を栞にして”って歌詞があるんですけど、今まで私たちがやってきたことが“栞”になって……なんて言ったらいいんですかね。

そうですね。みんなの認識は恋の曲だと思うんですけど、私はそう捉えて、なんだか感情移入しちゃいました。

（冨樫の手が）ザビエルだった。

細かいけど違います。ザビエルはこうです！

（川本の真似をしながら）ザビエル、こっちかぁ。