今年8月のアキシブprojectの“現体制終了"を経て、10月18日(火)に別の新たなアイドルグループ「ドラマチックレコード」のメンバーとして再スタートするアイドル・新居歩美。
“アキシブ”の新体制移行に向けて籍を残すメンバーもいる中、彼女はなぜ新天地を目指したのか。その理由や、彼女の“今”を語ってもらった。
意外と直感的というか、縁で選ぶところもあるので
先日、「ドラマチックレコード」への加入が発表されました。
- 新居
はい! 今日は“ドマレコ”として初ソロ仕事なんですよ。ありがとうございます。
加入発表後のファンのリアクションはどんな感じでした?
- 新居
センターになったのもあると思うんですけど、喜びの声しかなかったかも。解禁されたのはメンバーの名前やメンバーカラー、グループ名だけで、まだ明かされてない部分がたくさんあるじゃないですか。新居がどんな選択をして、どんなグループで動いていくのか、それを楽しみにしてくれる期待の声が大きかったです。
新居さんのメンバーカラーも白から赤に変わりましたね。
- 新居
前のグループの印象もあるので結構驚かれました。でも、ずっと「好きな色は白と赤!」って言ってたので、前から推してる人たちからは「なんとなく予想してた」って声もありました(笑)。
アキシブproject在籍時。他媒体の卒業直前のインタビューで「先輩たちが積み上げてきた歴史の上に乗せてもらってるだけなんじゃないか」「自分がアイドルとして挑戦できる新しい環境に行ってみたいと思った」と話していました。
- 新居
覚えてます! 今、アイドル未経験の子もいる環境になって。まさにその言葉が現実になってます。私はもう最年少でもないし、逆に引っ張っていかないといけない芸歴と、それなりの知名度があって。それがいいプレッシャーになってます。わりと落ち込みがちな性格なんですけど、今は落ち込みそうになると「いや、私が落ち込んでる場合か」って立て直せるというか。
もともと貪欲なイメージでしたが、今は責任感を楽しんでいる感じですね。在籍時からわりとオープンに移籍先を探しているというアイドル界では珍しい動き方でしたが、ドマレコ(当時はまだグループ名非公表)加入を発表した7月21日の時点で「さまざまな事務所から声をかけていただいた」とツイートしていました。今の事務所を選んだ決め手は?
- 新居
私の友達に、アキシブの同じオーディションを受けて、そのあと別のグループでアイドルをやってた子がいるんですけど、全然進路が決まってないときに「知り合いのプロデューサーさんがアイドルになりたい子を探してるよ」って教えてもらったんですよ。その子を信頼してお話を聞きに行ったときに、そこで運営さんの情熱をかなり感じて。
自分自身の「頑張ろう」って意志はもちろん大事だけど、チームで動くためには、運営さんの中にもその「頑張ろう」が多ければ多いほどいいじゃないですか。そのあともいろんな事務所からお話をいただいたんですけど、自分の「挑戦したい」って気持ちを一番昇華させてもらえそうだな、やりがいがありそうだなと思ったのが今の事務所で。それで「ここに懸けたい」と思ったんです。
かなりしっかり考え抜いたんですね。すごく真剣に話してくれるので、今も転職活動の面接みたいな雰囲気になってきました。
- 新居
あはは、たしかに!「やりがい」とか言って(笑)。でも高卒だから就職活動とかしてないので、なんだか嬉しいです。
そのリアクション、合ってます?
- 新居
(笑)。まぁでも、今の事務所が最初に声をかけてくださったのも大きいです。意外と直感的というか、縁で選ぶところもあるので。あとはプロデューサーさんがすごく私のSNSを見てくださっていて、「赤が好きだったら、赤がまだ空いてる」って言ってくださったのも。「ちゃんと私を見てくれてる!」って、嬉しかったですね。