元アキシブproject・新居歩美が新グループ“ドマレコ”でリスタート「私のことが好きな人が、好きになった瞬間のまま居続ける。それは信じていてほしいです」

よし。2倍くらいの長さで話します（笑）。え〜と、私はですね。確固たるアイドル像があって、それを守り抜きます。

黒髪正統派路線は貫くし、ノーネイル、ノーピアスも貫きます。これは一生ですね。それこそ、前のグループのオーディションの頃に自己分析したんですけど、自分の色白なところとか、髪の毛の質が生まれつきいいところとか、背が小さいところとか……。自分がアイドルとして生きるなら、私の武器は「幼くて小さいこと」だと思ったんですよ。

客観的に考えたときに、アイドルって“自分が好きになったときの姿”でずっといてほしいし、大人にならないでほしいじゃないですか。「推してたアイドルが高校を卒業したタイミングで茶髪巻き髪になった」とかに「ちょっと……」ってなる人、結構いません？

ですよね。だから私は“変わらない女の子”……ずっと“幻想”でいたくて。歌やダンスは得意じゃないので練習し続けるんですけど、元から持ってるアイドル像は守り続けて、私自身は変わらないようにします。このスタイルの私のことが好きな人が、好きになった瞬間のまま居続ける。それは信じていてほしいです。

あと、これはインタビューで話すとマイナスになるかプラスになるかわからないんですけど、「ガチ恋営業は絶対にしない」っていうのも決めてます。

ファンの方にお金をいっぱい使わせたくないんですよ（笑）。疲れる推しメンになりたくないから積ませたくない。何が言いたいかっていうと、永く推してほしいんです！

ですかね？　ならいいか。新居の強みは、まとめると「脳」ですね。

自分で言ってきましたけど、「変わらない、永く推せるアイドル像」を守るのもそうだし、数年間アイドルをやってきた中で考えてたことを、今の運営さんにはよく聞いていただけて、いっぱい取り入れていただいてるんです。

横からすみません。実はもう、プロデューサーの相談役が新居みたいな形でやっていて。たとえば特典会にポイントカードがあるんですけど、その制度を作るときにも「このレギュレーションだとファンはどう思うかな？」と意見を聞いたり。

また言いますけど、今、やりがいがすごいです（笑）。ポイントカードのほかにもいろんなアイデアがあるんですけど、それを受け入れてくれて、次の日には整えて告知してくれるような運営さんで。「もっとこうしたいのに！」っていうフラストレーションがまったくない、すごく気楽な環境だったりします。