ガチのドルオタ芸人・寺田寛明インタビュー「落ちサビで誰が来てもケチャりたいので、ペンライトは持ちません」

まず現場に行くかどうかが楽曲ありきな部分が大きくて、例えばインスタとかTwitterとか見てると可愛い子の画像が流れてきますけど、それを見て現場行こうとはならないですね。「曲が好き」とか「◯◯は曲イイぞ」って噂を聞いて、じゃあ行ってみるかってなって行ったら、そこで「あ、可愛い子いるな」とか……。あと自分的に多いのが、最初別に見た目ぜんぜん好みじゃなくても、見てるうちに可愛く見えてくるっていう（笑）。動いてるところ、頑張ってるところを見てるうちに、「あれ、この子可愛いんじゃないか？」っていうのはめっちゃありますね（笑）。そうやって“推し”ができていくというか。

何なんだろうな……？　でも、いろいろタイプはいますけど、やっぱ僕、ヘンな子がちょっと好きかもしれない。ポンコツじゃないですけど。言わなくていいこと言っちゃうような子とか好きですね。Devil ANTHEMでは水野瞳（あきら）さんって人が推しなんですけど、僕がR-1の決勝に最初行った時に、見てくださったらしくて、その後に特典会行ったら、「友達と一緒に見てたけど、（ネタの意味が）分かんなかった！」って言われて（笑）。ウソでも面白かったって言えばいいじゃんっていう（笑）。笑っちゃいましたね。そういう子が面白いって思っちゃいますね。

そうですね。“ひとり！”って感じじゃないんですよね。例えば、めっちゃ好きなグループがあって、ひとりの子の特典会にめちゃくちゃ行ってたとして、その子がそのグループ辞めたら、その後のその子を……追えるかはちょっと分からない、正直。

アイドルネッサンスはずっと行ってて、ずーちゃんの加入の時のライブも行ってるくらいなので。でもアイドルネッサンスが解散した後、シンガーソングライターになられて、もともとダンスとか得意じゃないって言ってたから、そんなにアイドル活動に思い入れはないのかなと思ってて。シンガソングライターとしてのライブも何回か見に行きはしたんですけど、やっぱりちょっとアイドルを見る感覚とは違うくて、正直そんなに現場には行ってなかったんですけど。その流れで、虹コンに入るってなったから、「すげえ!!」って。

めちゃくちゃ急ハンドル（笑）。ルネから行ったとしても急なのに、１回シンガーソングライター挟んで虹コンですからね。やっぱ自分的には歌って踊ってるのが見たかったんで、めっちゃ嬉しかったです、素直に。