INTERVIEW

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「推してくれる人がいなかった一年目から 今年は一日8コラボ」 アイドルとオタクの最幸の日「生誕ライブ」を考える -一色萌インタビュー-  

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いつもケチャしてた相手が横にいるってびっくり!

寺嶋由芙さんはもともとオタク時代からのファンなアイドルで、念願の出演が叶った。

  • 一色

    そうなんです! 本当にダメ元で「オファーしてもらえないですかね?」と運営に頼んだらOKいただいて。決まった時はめちゃくちゃ嬉しかったですね!

オタクとしては寺嶋さんから認知はあったわけですよね。

  • 一色

    そうですね(笑)。大学でフリーペーパーを作ってた時にゆっふぃーさんを取り上げさせてもらって、その時に覚えてもらったと思います。キスエクになってからは何年か前に一回ご一緒したくらいで、あとオファーの直前に同じ会場で二部制のイベントの別の回に出てて、そこでご挨拶させてもらったりして。特典会も行ったんですけど(笑)。

そんな推しと一緒にステージで歌うわけですよね。

  • 一色

    一緒にステージ立って信じられなかったですよ。びっくりしますね……いつもケチャしてた相手が横にいるって(笑)。でもずっと自分で足を運んでCD買ってリリイベ行ってたアイドルさんとウルトララッキーでご一緒出来るということが年に何度かあるんです。そんな時はアイドルやって良かったな、と思いますね。

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寺嶋由芙

アイドル兼オタクとしては究極の体験ですよね。

  • 一色

    あと私の生誕の全出演者とコラボする、という発想ももともとはゆっふぃーさんの『TERASHIMA KAWAII FESTIVAL』で見てやりたいと思ったんですよ。それもダンスを省略したコラボ用のパフォーマンスじゃなくて、ちゃんと全編やっててすごいな!と。それで自分もやろうと思ったんです。

推しの影響で手を抜かないものをやる、いい話です!

  • 一色

    ただ今回、あらためてすごいなと思ったのが、私はゆっふぃーさんの普段の活動も知ってるけど、向こうは私のこと知る機会もないはずなのが、MCですごい私のこと話していただいて。『ハロプロ好きでアイドルになった』とかどこで知ってくださったんだろう? ってびっくりするくらい私のこと話題にしてくださって、誕生日プレゼントまでいただいて、終わってからも丁寧にメールいただいて……。

オタクしてた相手と共演って、実現出来る人ってなかなかいないですよね。

  • 一色

    そうですよね。それもゆっふぃーさんだったり憧れてたアイドルがずっと活動してくれてたからで。

最近アイドルを長く続ける人も増えたとはいえ、辞めたり解散する人の方が多いですからね。

  • 一色

    みずほちゃん(朝倉みずほ。元BELLRING少女ハート、現SAKA-SAMAサポートメンバー)とか、おかきさん(柿崎李咲。元NECRONOMIDOL、現MANACLE)とか、自分が推してた頃のグループは辞めてしまっても、別のグループで続けてくれたりしてるおかげで生誕お呼びすること出来たりして、本当続けてくれてありがたいです。

それは自分が続けてるからでもありますよね。

  • 一色

    そうですね! だから「また来年やりたい放題やるために一年頑張ります!」って感じですね。だけど自分がやりたいことをやるのはもちろんだけど、それがお客さんにとっても楽しめるものじゃないといけないと思うので、私がやりたいことをお客さんに楽しんでもらえるよう頑張らなきゃいけないなと思います。

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cana÷biss