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2021年のアイドル楽曲で最も多かった“歌詞”第2位は「夢」第1位は…

2021年のアイドル楽曲で最も多かった“歌詞”第2位は「夢」第1位は…

メンバーのビジュアルやグループのコンセプト、楽曲のクオリティなど、アイドルファンがアイドルを好きになる要素はさまざまだが、「このフレーズが刺さる」「いつ聴いても共感する」など、楽曲の歌詞からアイドルに興味を持つことも多いのでは?

ただ、どんな要素にも流行りはつきもの。昨今のアイドルファンから支持を集める楽曲には、どんな単語が多いのか?

ガラスガールでは今回、アイドルファンには毎年末恒例の投票イベント「アイドル楽曲大賞」で上位150にランクインした楽曲を、ランダムにピックアップして歌詞を調査。2021年のアイドル楽曲で頻出した単語を、ランキング形式で紹介していく!

第5位:「心」…82回

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出典元:https://www.amazon.co.jp/

ばってん少女隊『私、恋始めたってよ!』(7回)、B.O.L.T『Don’t Blink』(4回)など

第4位:「恋」…101回

櫻坂46『なぜ恋をしてこなかったんだろう?』(7回)、26時のマスカレイド『ダンデライオンに恋を』(5回)など

第5位、第4位にランクインしたのはそれぞれ「心」と「恋」。

第5位の「心」は、“心も身体も委ねて”や“その心に踏み込みたい”など「身体に宿る精神」という単純な意味のほか、“心が熱くなった日々”や“心に電気が走った”など「熱中や衝撃」を指す表現が多かったことが頻出理由のひとつ。また、第4位の「恋」が頻出している理由は、アイドル楽曲の定番が今も変わらず「ラブソング」だからだろう。

第3位:「世界」…102回

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出典元:https://www.amazon.co.jp/

まねきケチャ『まわる世界に』(12回)、lyrical school『Fantasy』&DEAR KISS『ダンスはキスのように、キスはダンスのように』(ともに4回)など

続く第3位は「世界」。“世界が変わっちゃった”や“新しい世界へ”などのシンプルな意味のほか、“世界と私の境界線”、“世界じゃなくわたし”など、「私」の対義として使用されていることが多かった。

アイドル楽曲では「私=歌詞の主人公」が「世界=外部(他人との関係性や境遇など)」に挑むことが多く、この「世界」という単語によって、ファンはこれを歌うアイドル自身を応援したくなる。「推しに自分を投影して、その活躍に一喜一憂する」という理想的な“アイドルの楽しみ方”にはぴったりの単語なのかもしれない!

第2位:「夢」…109回

Perfume『ポリゴンウェイヴ』(10回)、でんぱ組.inc『プリンセスでんぱパワー!シャインオン!』(9回)など

第2位にランクインしたのは「夢」。J-POPでも頻出するが、「大きな会場でライブがしたい」「たくさんの人に見つかりたい」などの“目標”を広言することが多いアイドルには、特にうってつけの単語だ。

どこまでもポジティブで、上昇志向を感じさせる「夢」という単語。この単語が含まれる楽曲によって、アイドルファンは推しの活躍を願う気持ちをさらに強くするのだろう。

第1位:「好き」…225回

出典元:https://www.amazon.co.jp/

超ときめき♡宣伝部『すきっ〜超ver〜』(115回)、26時のマスカレイド『ダンデライオンに恋を』(21回)など

2021年のアイドル楽曲でダントツで登場した第1位は「好き」。

サビで“すき!”と14回連呼する超ときめき♡宣伝部の『すきっ〜超ver〜』(曲中に115回登場)がTikTokでヒットしたことも大きいが、この1曲を除いた他の149曲の中にも110回登場。れっきとした第1位といっても間違いない単語だ。

「推しへの自己投影」がひとつのアイドルの楽しみ方であれば、「アイドルとの疑似恋愛」もまたそのひとつ。推しが「好き」と歌えば、それはアイドルファン自身に向けた言葉になり、アイドルファンもまたその「好き」を、曲を聴くこと、現場に行くことで推しに返す。今回、「好き」という単語が第1位に輝いたのは、アイドル界としては理想的かつ王道的な結果なのかもしれない!

ちなみに、「第10回アイドル楽曲対象2021」でインディーズ&地方アイドル部門で第1位に輝いた、ばってん少女隊『私、恋始めたってよ!』の歌詞には、今回の頻出単語ベスト5のうち4単語(心、恋、夢、好き)が含まれていた。多くのアイドルファンの心を動かした単語がほぼ網羅された楽曲であり、部門第1位を勝ち取るのも納得の結果といえる!

また今回は、アイドル楽曲の頻出単語のほか、歌詞の一人称についても調査。

一般的な男性の一人称(僕/ぼく/ボク/俺/おれ/オレ)…156回
一般的な女性の一人称(私/わたし/ワタシ/あたし/アタシ)…256回

と、2021年は女性目線の歌詞を持つ楽曲が多かったことがわかった。秋元康氏が作詞を手掛ける48グループや坂道シリーズのブレイク以降、「僕」を一人称とした男性目線の歌詞がメジャーになっていたのだが、2021年は逆転現象が起きた一年だったようだ。

そして、今度は「春」「夏」「秋」「冬」に絞って歌詞を調べていくと、

春…6回
夏…37回
秋…5回
冬…3回

と、やはり「夏」がダントツに多いことも明らかに。爽やかさや青春感をテーマにしやすく、疾走感のある楽曲でライブでも盛り上がりやすい“夏曲”は、もはや大型イベントに欠かせない武器といってもいい、アイドルグループのマストアイテム。「夏」がほかの季節と圧倒的な差をつけて頻出するのも納得だ。

「心」「恋」「世界」「夢」「好き」――これらの単語を含んだ“女性目線”の“夏曲”が「2021年のアイドル楽曲の王道」という結果が明らかになった今回の調査。2022年はどんな楽曲が多くのアイドルファンに愛されるのか、歌詞の観点でも興味を持ってみてほしい!

取材・文/アオキユウ(short cut)

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