INTERVIEW

INTERVIEW

「疾走クレヨン」メンバーに初インタビュー
4人目・斎藤結愛「したいことをして、いたい人といるためにアイドルに」

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ムキムキでカッチカチなギャップ担当

ダンス部は、けっこう厳しい感じでしたか?

  • 斎藤

    はい、100%、体育会系でした! 上下関係もしっかりしてるし、階段ダッシュとか、練習もすごくキツかったです。ダンスには筋肉が必要だからということで、ときどき“筋トレ祭り”っていうイベントが開催されたりしてましたし。

名前を聞くだけで、絶対参加したくない祭りですね、それ(笑)。

  • 斎藤

    普段どおり放課後、部活に出てみたら、いきなり「今日は筋トレ祭りだから」って言われて、1日中筋トレなんです。夏休みの四泊五日の合宿でもそのうち2日はやっぱりお祭りだったりしました。

ルックスはキャッチコピーのとおり「かわいいピンクにペイント!」って感じなんですけど……。

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  • 斎藤

    実はかなりムキムキだし、おなかとかはカッチカチなんです(笑)。だからグループの中でもギャップがあることについては誰にも負けないと思ってます。今もそうなんですけど、学生の頃から「えっ、踊れるの?」ってよく言われてましたし。

あと「苦手な食べ物:カスタードクリーム」というのもイメージと違うというか、アイドル性に欠けるというか。アイドルは、カスタードクリーム好きそうなのに……。

  • 斎藤

    確かに(笑)。でも、なんかあの卵っぽさと甘さが苦手で……。逆にアボカドとカイワレ大根を生ハムで巻いたものとか、あたりめとか、ビーフジャーキーとかは大好きです!

酒のアテみたいなメニューばっかりだ(笑)。

  • 斎藤

    なのにお酒は呑めないから、リンゴジュースと一緒に食べてます(笑)。甘い物が苦手でおつまみが好きっていうのも確かにギャップのひとつかもしれないですね。

アイドルらしくないギャップです。それに、新体操やダンスに情熱を傾けていたということは、あまりアイドルに興味はなかった?

  • 斎藤

    いえ。高校2年生くらいからアイドルに憧れてはいました。ダンスをやっていたこともあってステージに立つ楽しさは知っていたし、私のダンスのことを好きだって言ってくれる人もいたりして。それに私自身、具体的に誰というわけではないんですけど、テレビやYouTubeでアイドルを観るたびに元気をもらっていて、私もそういう存在になりたいな、と思っていたので。あと、やっぱりかわいいものは好きですから。今着ているようなかわいい衣装ってアイドルじゃないと着れないじゃないですか(笑)。

なるほど(笑)。でも高校時代は「憧れて“は”いた」だけ。特にアイドルを目指すアクションは起こしていなかった?

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  • 斎藤

    同級生はみんな大学を目指していて。そういう環境にいたから周りの目もあって「アイドルになる!」って言い出す勇気が出なかったんです。でも大学に入ったら世界が広がって。大学での勉強やサークル活動以外にいろんなことに挑戦している人にたくさん出会えたことで、私も一歩踏み出してみようって思えるようになりました。それと、私の一番のアイドルってお母さんなんですよ。

お母さまがアイドル?

  • 斎藤

    これまでのお母さんの人生の話を聞いたり、今のお母さんの姿を見ていると、本当に自分のやりたいことを積み重ねていった結果、「一緒にいると楽しいだろうな」という人に囲まれているんです。「こういう大人になりたい」って思えたから、私もアイドルになりたいっていう夢を貫こうと決心がついた気はしています。

なるほど。そして今は自分も「一緒にいると楽しい」人たちに囲まれている?

  • 斎藤

    はいっ! メンバーと一緒にいるのがとにかく好きなんですけど、それはみんな同じ志を持って集まっている人たちだからで。学校の友だち……それからきっと会社の同僚なんかとも違う、グループのメンバーという不思議な絆でつながっている、その関係が新鮮で面白いし、いい関係だなって思っています。