【う】
Will♡You♡Marry♡Me?(清竜人25)
清 竜人の名曲。新メンバーになって撮り直された新MV。旧MVから見ると、その時その時の夫人が確認できて、まるで清 竜人氏の戸籍を見ているようだ。
新MVでは、すでに、離婚(?)してしまった夫人も見ることができる。
空、砂漠、夕暮れ。映像の美しい色使いが抜群だ。
見どころは、砂漠を走り、軽やかにジャンプしている美しい夫人たち。そして、すんごく楽しそうな表情の竜人氏。まさかMVを撮っているときは、お披露目で離婚(脱退?)されるとは思っていなかっただろう。そういう目線で見ると、竜人氏の表情から、人生の儚さが滲み出ている、ような気がしてくる。
歌の咲く島(開歌-かいか-)
開歌-かいか-のデビュー曲。6人の少女たちが、確かな歌唱力と、美しすぎるピュアさで圧倒的にぶん殴りにくるMVだ。
しっかりと歌詞を見せ、「私たちが生きることは、歌うこと」という気持ちをまっすぐに表現している。
白地にオレンジの花柄のワンピース。レトロフューチャーな衣装と、さまざまな花たち。単純でシンプルな美術が、彼女たちの純粋さを見事に引き立てることに成功している。
儚く、尊い。MVを見ていて心が洗われるなんて。大人をすることに疲れた日には、ぜひ。
生まれ変わっても(大場美奈・SKE48)
大場美奈の卒業ソング。
2013年4月28日。AKB48から、SKE48 チームKⅡと兼任が発表された大場美奈。
馴染めないのではないかと思っていた彼女が、結局は誰よりも名古屋に馴染んでいったことが劇場のラストシーンからじんわり伝わってくる……。
涙なしに観られるSKE48ファンは果たしているでしょうか?
ちなみに、制作はヨーロッパ企画。大場のオファーにより実現しました。SKE48とはほぼ接点がなかったのに、たった一作でSKE48史上最高傑作を作ってしまう手腕、おそるべし!
生まれたままで(乃木坂46)
乃木坂46の人気が上がりはじめていた当時。選抜に選ばれなかった「アンダー」メンバーたちの曲。
後に「アンダーの象徴」と呼ばれるようになる伊藤万理華センターのこの曲は、お世辞にも予算がかけられているとは言えない。
白ホリのスタジオ、衣装だって乃木坂の歌衣装用の制服。選抜に選ばれなかった少女たちである。納得の扱いなのかもしれない。
しかしこのMVは、「アンダーだってやってやる!」という魂が込められている。イキイキとした笑顔たちが眩しい。
現在は、Short Ver.しかアップされていないが、MV集を購入してでもフルバージョンを見てほしい。
最後の「星になる」シーンは、胸がきゅっと掴まれて、思わず泣きそうになってしまうから。
それにしても、このときのアンダーメンバーは、伊藤万理華以外にも、井上小百合や衛藤美彩、齋藤飛鳥、斎藤ちはる、中田花奈、中元日芽香、星野みなみ、新内眞衣と、卒業した今でも活躍しているメンバーばかり。乃木坂の選手層の厚さには驚かされるばかりだ。