INTERVIEW

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「さわやかのハンバーグみたいになりたいなって思ってます」アイドル楽曲大賞1位に輝いたfishbowl・大白桃子が語る静岡拠点グループの目標

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アイドルになれたらもっとかわいくなってモテるかもしれない

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fishbowlはヤマモトショウさん含め、メンバーも全員静岡出身です。大白さんは浜松で生まれて、今も浜松在住ですが、小さい頃はインドネシア・ジャカルタで過ごしたんですよね。

  • 大白

    お父さんの仕事の関係で。3歳から小学2年生の夏休みまでジャカルタでした。

物心がついたのはインドネシアで。小さい頃はどんな子でした?

  • 大白

    どんな子……ずっと「変わってる」って言われてました(笑)。

なんでニヤニヤしてるんですか(笑)。変わってるとは?

  • 大白

    インドネシアでは日本人学校みたいなところに通ってたんですけど、七夕の時期に短冊に願い事を書くことがあったんですよ。で、そこにさらっと「モテたいです」って書くような子でした(笑)。

たしかに小学生の願いとしては……(笑)。だいたい「お金持ちになれますように」とか「友達がたくさんほしい」とかだと思うんですけど。

  • 大白

    “友達”でいうと真逆です。アパートに住んでたので、学校が終わるとそこに住んでる子はだいたい近くの公園で一緒に遊ぶんですよ。でも私は遊びたくなくて、お家でソファの裏に隠れて。お母さんに「遊びに行け!」ってよく連れ出されてました。

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人見知りだったんですかね?

  • 大白

    人見知りとかじゃなくて、人と遊ぶのが……めんどくさいなって(笑)。今もそうで、中1から高3まで一回もお家に友達を呼んだこともないし、遊ぶこと自体も年に3回くらい。たくさん断って、「いや、そろそろヤバいな」って思ったら遊ぶ、みたいな感じなんです。

おおっぴらに「人と遊ぶのはめんどくさい」と言う方も珍しいですね。

  • 大白

    なんなんですかね?「楽しい」と思うまでの沸点が高いというか、あんまり何に対しても前のめりじゃないというか。昔からそうなので、結構今の悩みでもあるんです。

となると、学生時代もあまり目立つタイプではなかった?

  • 大白

    いわゆる陰キャになるんですかね? 学校では隅っこにいる感じで全然しゃべらないし、友達もひとりふたりくらい。だから高校生のとき、アイドルを始めるには転校しないといけない学校だったので転校したんですけど、元同級生は私が転校してから「あのおとなしい桃子ちゃんが、アイドル!?」って驚いてたみたいです。その少ない友達から聞きました。

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それは驚きますよ。もともとアイドルは好きだったんですか?

  • 大白

    全然詳しくないですけど、かわいい女の子が好きなのでアイドルの写真をいっぱい見てました。遠藤さくらちゃん(乃木坂46)とか、森田ひかるちゃんとか、田村保乃ちゃん(ともに櫻坂46)とか。でも自分がアイドルになるなんて、考えたことなかったです。

でも、テレビ静岡が行なう「しずおかアイドルプロジェクト」のオーディションを受けたわけで。

  • 大白

    母がオーディションのCMを見て「受けてみたら?」って勧めてくれたんですよね。で、私、なんとなくなんですけど昔から「何事も経験だよな」って思うことが多くて。アイドルも何かにつながるかもしれないって思った覚えがあります。あとはやっぱり、小学生のときの「モテたい」が……(笑)。

ここで回収!(笑)。今もやっぱりモテたいですか。

  • 大白

    モテたいです(笑)。かわいいって言われるのは嬉しいですし、アイドルになれたらもっとかわいくなってモテるかもしれないし、モテたらかわいいって言われることも増えるし……みたいな。そんなきっかけでオーディションを受けました(笑)。

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