INTERVIEW

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クラウドファンディングで833万円を集めた大野真依に聞く。TikTokで勝ち抜くためには?

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2022年の2月に「初のグラビア写真集」を制作するため、クラウドファンディングをスタート。目標金額の180万円は初日で達成し、最終的には833万円にまで達したことで話題となったガールズバンド『きみとバンド』のドラム・大野真依。

そんな彼女に写真集の思い出から、クラウドファンディング、そしてフォロワーが約39万人(2022年7月3日現在)まで増えたTikTokについて聞いた。ファンを魅了する“日本一美しいドラム”が見つけた“戦い方”とは?

グラビアには、すごく興味がありました

と、いうことで、クラウドファンディングで脅威の833万円という数字を叩き出したわけですけど。

  • 大野

    はい。本当にびっくりしました。こんなことになるなんて(笑)。

そもそも、どんなタイミングで「ファースト写真集を作ろう!」となったんですか?

  • 大野

    数年前にTikTokは始めてたんですけど、そこまできちんとやっていなくて。『きみとバンド』になって、全国ツアーを始めたころから、本格的に力を入れ始めたんですよ。そうしたら、どんどんフォロワーさんが増えてきて。その中で、これまで応援してきてくれた方達とは違う人たちから「真依ちゃんの写真集が見たい!」って声がたくさん上がってきて。事務所のスタッフさんと「ファンの母数が増えてきてるね。やってみようか」って話し合って、って感じでしたね。

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グラビアの経験自体はどのくらいなんですか?

  • 大野

    あ、実は2回目なんですよ。3年前、週刊プレイボーイさんで、八丈島で撮っていただいたのが最初で。ひまりちゃん(元メンバーの大野ひまり)と同じ号の週プレさんに掲載していただいたんです。もともとグラビアにすごく興味ありましたし、撮影中もすごく楽しくて。それにグラビアをやってから、ファンの方の見る目が変わったというか。

変わりましたか。

  • 大野

    はい。それまで、あまり自分からアピールするほうじゃなかったんです。だからファンの方からすると、「おとなしそうな人」くらいで、そんなにイメージもなかったと思うんです。それがグラビアに挑戦したことで「お!」って注目された感じがあって。色気を出していく感じじゃないと思われてたんで。実際、そういうタイプではなかったですし(笑)。

でも、興味があったとはいえ、当時グラビアに挑戦するのには覚悟がいったんじゃないですか?

  • 大野

    いりました(笑)。そもそもカラダが売りとも思ってなかったですし、そんなに胸が大きいわけじゃないから。でもグラビアって、世界観を表現できるんだって思ったんです。「単なる露出度とか、スタイルがどうこうとかじゃないんだ」って。評判も良かったから、前向きになれるキッカケにもなったんですよね。ツイッターのフォロワーもそれで増えましたし。

なるほど。

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  • 大野

    で、TikTokでも、タンクトップでドラムを叩いてる動画を出したら再生回数がどんどん上がってきて。「あぁ、単なる露出じゃなくて、ちょっとのセクシーな色気? みたいな感じを評価してくれてるんだ」って思って。

それって、グラビアと通じるところがあるかもしれませんね。

  • 大野

    そうかもしれないですね。だから「TikTokで増えたファンの方がグラビアを見たいと言ってくれている」っていうのは、大きかったかもしれない。で、やってみたらスタートした初日に、目標達成金額に到達しちゃったんです。本当にびっくりしました。

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ちなみに、クラウドファンディングに参加してくれた人たちって、名前とかがわかるじゃないですか。その人たちって、とはいえ、以前から特典会やライブで応援してくれていたファンの方が多かったんですか?

  • 大野

    それがそうでもなくて。本当にTikTok以降のファンの方が大多数でした。もちろん以前からのファンの方も参加してくれましたけど、新規ファンの人たちばかりでしたね。知らない名前の方ばかりで。それは本当に嬉しかったです。

すごい! TikTokから大幅にファンアップって。今回の真依さんのこの出来事を見て、いろいろと動き出すアイドルも多いかもしれませんよ!