INTERVIEW

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クラウドファンディングで833万円を集めた大野真依に聞く。TikTokで勝ち抜くためには?

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自撮りだと恥ずかしいから、あざとい表情とかもできない

そういう中で、「こういう動画が伸びる」っていう発見みたいなものってありましたか?

  • 大野

    さっきも言いましたけど、最初は普通にTikTokによくある自撮りの動画をあげてたんですよ。でも全然伸びなかったんです。でも、スタッフさんにスマホを渡して、撮ってもらった動画をあげたんですよ。それがいつもよりも回って。「これはどういうことなんだろうね?」ってスタッフさんと話したときに、「もしかして、自撮りだと出てこない、ふとした表情が良かったんじゃないか?」って思ったんです。そう考えると、自撮りだと恥ずかしいから、あざとい表情とかもできないし、なんか不自然になっちゃってたのかなって。

なるほど。

  • 大野

    もちろん自撮りが上手い子もいるので、どれが正しいかは別なんですけど。自撮りは、加工がしやすいんですけど、他撮りだと、動き回っちゃったりとかもするから、加工できないんですよ。背景が歪んじゃったりもするので。なので、自撮りのほうがやりやすいんですけど、私はスタッフさんに撮っていただいた方が向いてましたね。もちろん、撮ってもらった動画は自分で編集してますけど。

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たしかに、さっき「TikTokは、グラビアと共通するところがある」って話が出ましたけど、グラビアもカメラマンという客観性が重要ですもんね。被写体として集中ができるっていうのは、重要かもしれませんね。普通、TikTokをやっているアイドルって、みんな自分でやるのが楽しいからなのか、自分のSNSだからこそ、運営の人に口を出されたくないからなのか、自撮りの動画が多いかもしれませんね。

  • 大野

    他撮りが正解ってわけじゃないと思うんですけどね。でも、スタッフさんって客観視してくれる存在なので、撮影してもらうだけじゃなくて、いろいろ相談することは大切だと思います。それこそTikTokって、単に再生されるだけが正解じゃなくて、「平均視聴率」とか、「視聴完了率」っていう、最後まで再生されることが重要だったりするんです。スタッフさんって、そういうことを調べてくれたり、アドバイスをしてくれたりもするので大きいです。TikTokでバズるのって難しいから、そのくらい、みんなで本気にならないとダメかなって思いますね。

なるほど。と、いうわけで最後に、これからの目標みたいなものがあれば。

  • 大野

    近い目標なんですが、8月20日に『Zepp Haneda TOKYO』で、『きみとバンド』がワンマンライブをやるので、まずはそこを埋めることですね。Zeppって、バンドにとって、目標だし、通過点でもあると思うので。ワンマンに向けて練習をしっかりやるのはもちろんですけど、必ずいっぱいに埋めたいので、ぜひ来てください!

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PROFILE

大野真依

おおのまい
ガールズバンド、『きみとバンド』のドラム&コーラス担当。
「日本一美しいドラマー」と呼ばれている。
2022年2月、大野真依「初のグラビア写真集」制作プロジェクトとして、クラウドファンディングを開催。初日に目標額を達成した後も支援は伸び続け、最終的に833万円(462%)901人の支援を得た。

オフィシャルホームページ

http://taimu-co.com/entertainment/band/kimi-to-band.html

【イベント情報】

■8月20日(土)『きみとZepp』@ Zepp Haneda TOKYO

OPEN 17:30 START 18:30

先行チケット ※Sエリア完売

https://photoevent.shop/

無料観覧チケット ※限定数

https://tiget.net/events/185122

在宅応援チケット(ライブ無し)

https://hillsstyle.net/fs/hillsstyle/zepp-set

取材・文/篠本634(shortcut) 撮影/武田敏将