“産みオタ”です。自分が産んだような気持ちになってくるんですよ
いいですね。で、尾木さんが、けっこうフワっとした話し方をされるんですよね?
- 葵さん
最初はそうだったんですけど、今はけっこう元気でよくしゃべります。握手会では、自分から話せないファンの方もいると思うんですけど、結構ガツガツ話してくれるので楽しいと思います。
「ファンを知る努力」「表情管理」「いろいろおしゃべりしてくれる」と、推し甲斐のある人ですね。
- 葵さん
そう思います。最初はフワっとしていて赤ちゃんみたいだったんですよ。でも努力を続けて、大人になってきたっていうか。まるで親の気持ちですよ。“産みオタ”ですね。
産みオタ??? なんですか? それ?
- 葵さん
仲間内で言ってたりするんですけど、アイドルってデビューの頃から応援していると、成長をずっと見てるからこそ、母親のような気持ちになってくるんですよ。そうなると「私が産んだ」みたいな感じになって。そのレベルまで行ってるファンを「産みオタ」って呼んでたりするんです。ちなみに、産みオタ同士のことを「ママ友」って言ってる人もいたりして(笑)。
なんかすごい!
- 葵さん
私、もう本人に「赤ちゃんみたいだね」って言っちゃったりしますから。「バブだね」って。怒られますけど。
産みオタからすると、娘の成長はどんな気持ちなんですか?
- 葵さん
寂しさもありつつ、嬉しさもありですね。でも、どっちもあります。デビュー当時の赤ちゃんみたいな感じもすごく可愛いし、今の成長したパフォーマンスも最高だし。これからも成長が楽しみだなって思います。
葵さんにとって、尾木波菜さんって、どういう存在ですか?
- 葵さん
なんだろう。でも、尾木波菜ちゃんを応援するため、握手とかライブに行くために生活をしているから。今の人生の8割は、尾木波菜ちゃんのために生きてますね。今はコロナで会えなくなってるから、かなり辛いですけど。元気でいて欲しいです。
……いや、本当に母親みたいな目線ですね(笑)。じゃあ、娘さんにはどんな子に育って欲しいですか?
- 葵さん
うーーん、やっぱり……渡辺麻友ちゃんみたいなアイドルになって欲しいです。でもこれは私の願望だから。本人には言わないですけど。
いいですね。母親が娘に対して思っていても、「彼女の人生だから」って、直接は言わない感じが出てます。でも、尾木さんなら、アイドルを極めた渡辺麻友さんの位置まで行けるんじゃないかっていう気持ちも伝わりました。
- 葵さん
「行けるんじゃないか」っていうか、正直、期待してます!
愛情が深い! ありがとうございました(笑)。
PROFILE
推しメン 尾木波菜 ≠ME
おぎ・はな
2003年5月8日生まれ、千葉県出身。B型。
指原莉乃プロデュースのアイドル「≠ME (ノットイコールミー) 」メンバー。
オフィシャルホームページ
https://not-equal-me.jp/取材・文/篠本634(shortcut) 撮影/武田敏将