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【マンスリーアイドルコラム No.095・初週のみ無料公開】Finally Rinka #1「24年目で掴んだメジャーデビュー」(10月木曜担当・全4回)

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ガビガビ恐怖症でした(笑)

 練習しないと歌えない歌に、練習しないと踊れないダンス。私のしたかったこと。メンバーのスキルも高く、向き合う姿勢もあって、何より人柄が本当に素敵で。人として愛せるし周りからも愛される。そんなメンバーに出会えました。

 だけど、2年経つ頃には私には引っかかることがありました。「その日のこと、明日のことだけを考えれば楽しい。だけど、1年後のことを考えるとわくわくするかな?」「私たちがこの2年間でできるようになったことはなんだろう? 立てるようになったステージはどこだろう?」。

 今ではアイドルが武道館でライブをすることが珍しくない時代になったけど、小学生の頃、AAAさんがライブをした武道館に憧れを持ち、「私も絶対武道館に立つんだ!」と夢を持ちました。そう考えると、当時のグループの状況で武道館に立ててるイメージが湧かなくて、立つ道筋を立ててすらなかったことに気付きました。

 今のままだと自分の夢が叶わなかったことに対して"もっとこうしたかったのに"と、きっと事務所のせいにしてしまうだろうなと思いました。「絶対武道館に立てるよ!」と信じてくれているファンの方がいるのに、「辿り着く為の道がない」ことに気付いてしまったことが苦しくて「ごめんね」って思いながら情けなくて。けど、諦められないから認めたくもなくて、Finallyのデビュー曲『Finally』の歌詞を書きました。

 自分たちで出来るとこまでやって、叶わなかったら自分たちの責任だ。その時は終わろう。その覚悟を決めて、デビュー資金を貯めるために毎月1人あたり3万円を回収しグループで貯蓄を開始。

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前身グループのファイナル公演

 そして、2021年に事務所を退所し、メンバー6人のままグループ名を変え、セルフプロデュースでスタートすることを決断しました。

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リーダー兼社長:Juri

音源や楽曲周り:Meg

グッズ制作、デザイン、HP運用:Rinka

公式SNS:Haruna

スケジュール管理:Tina

通販管理:Aoi

 業務の振り分けはこんな感じ。

 当時の私たちは、プロに外注する余裕なんてないくせにセルフプロデュースを感じさせないクオリティにこだわっていたので、グッズ担当の私がぶち当たった壁がありました。

 「Illustrator」。

 学校でも育成スクールでも習ってない……。

 商業高校でも習っていない……。

 どうやら芸能のマネージャー専門学校の授業や、グラフィックデザイン系の専門学校で少し学べるらしい。相談相手すらいないので手探りで入稿。

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 非常にまずい。

 ポスター自体がガビガビなのに、このコラムを書いている今も「電波が悪いのか?」と画像の読み込みミスを疑ってしまうレベル。この大ミスポスターは私の実家に飾ってありますが、ガビガビすぎてもはや顔にモザイク状態で、おじいちゃんおばあちゃんは「これが孫だということ気付いてるのか?」って思うくらいです。

 フライヤーやチェキ券、ミュージックカード、ワンマンのチケットなども私が作っていたので、完成品が届くたびに緊張するし、ガビガビ恐怖症でした(笑)。プレッシャーは嫌いじゃないですが、このプレッシャーは本当に嫌でした(笑)。

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家族が泊まりに来た時、起こさないように夜中廊下で作業していた時の自撮り