グラビア活動を行うアイドルにとって、集大成といえる写真集。ひとつの作品として、想いが込められていることは分かるものの、パラパラとめくり、“読む”というより“見る”だけで終わってしまった、なんて経験はないだろうか。そこで、写真集の“読み方”と“味わい方”を知るため、『アフター6ジャンクション2』(TBS系、以下アトロク2)で、毎年『グラビア総選挙』を担当するグラビアウォッチャー・熊崎風斗アナウンサー(TBS)に、写真集を読むために必要な3つの視点と、4つのポイントを聞いた。
よっすぃーのブロマイドを集めた自作ファイルが初めての「写真集」

まずは写真集との出会いを教えてください。
- 熊崎
グラビアアイドルを好きになったきっかけは杉本有美さんだったんですが、写真集の原体験で言えば、モーニング娘。の吉澤ひとみさんです。小学校5・6年生のころ、駄菓子屋でモー娘。のブロマイドが売られていたんです。そこでよっすぃーを集めて、ファイリングしてました。
自作のファイルが初めての写真集だった。
- 熊崎
それからは日常的に週刊誌のグラビアや写真集を見ていた感じですね。趣味としてちゃんと意識したのはアトロク2で、グラビア総選挙を担当してからです。
今はどのくらいの頻度でチェックしてるんでしょうか?
- 熊崎
『週刊プレイボーイ』(集英社)などのグラビアは毎週チェックしています。デジタル写真集は月10冊ほど、U-NEXTで発売日順に検索して気になったものを買っています。
その中で、印象的だった方はいますか?
- 熊崎
少し前ですが、馬場ふみかさんを週プレの表紙で見た時はめちゃくちゃ衝撃を受けました。それこそ、杉本有美さんに感じたのと同じくらいのインパクトでしたね。他にも溝端葵さん、菊地姫奈さんには、同じ衝撃を受けました。
衝撃というと?
- 熊崎
表紙と“目が合う”時があるんですよ。コンビニにコーヒーを買いに行っただけなのに、週刊誌の表紙が視界に飛び込んでくる。これがあるからグラビアは面白いんです。
チェックし続ける中で、業界の変化は感じますか?
- 熊崎
やっぱり一番はデジタル写真集が増えたことですかね。デジタルはほぼ際限なく載せられるから。
印刷代や、在庫を抱えるリスクもないので発売しやすいと聞きます。
- 熊崎
週刊誌に載せきれなかった写真を、デジタル写真集としてリリースしている作品も多いです。また、声優やコスプレイヤー、インフルエンサー、フリーアナウンサーなど、他業種の方の写真集も増えている印象です。うれしい悲鳴ですが、数が多すぎて追いきれなくなってますよ。
グラビアの内容についてどうでしょう?
- 熊崎
「プロポーションもファッションの一部」という感覚が、SNS世代では一般化している印象があって、グラビアでも男女問わず楽しめる作品づくりが意識されている傾向にあるんじゃないかなと思いますね。
確かに写真集のインタビューでも「女性でも楽しめるグラビアを意識しました」というコメントをよく見るようになりました。
- 熊崎
少し脱線しますが、同僚の齋藤慎太郎アナウンサーがフィジークに出場するくらいの肉体美なんです。私が彼の身体を見るのと同じような感覚なのかもしれません。
同性だからこそ分かるシェイプアップの苦労や、スタイリングの工夫がありますからね。
- 熊崎
デジタル写真集が増えたことで、いろいろな業種の人がグラビアに挑戦できるようになり、裾野が広がっていると同時に、楽しみ方も広がってきていると感じますね。
