【視点その1】読者として「物語」を読む

さて、本題に入っていきたいと思います。熊崎アナが写真集を読む上で意識している点を教えてください。
- 熊崎
まず週刊誌のグラビアや、SNSでアップされる画像と、写真集の一番の違いは写真の枚数ですよね。数が多いからこそ、さまざまな視点での楽しみ方ができると思っています。
当たり前のことですけど、ちゃんと意識したことはなかったです。
- 熊崎
多くの写真が集まって1冊になっているからこそ、写真集には物語があります。一緒に旅行に行く写真集であれば、寝起きから始まって、街で遊んで、ご飯を食べて、夜景を見て……。というストーリーがあって、世界観を構築できる点が、写真集の醍醐味です。
読者として王道の楽しみ方ですね。
- 熊崎
一緒にデートを楽しむも良し、俯瞰してアイドルが旅行する様子を楽しむも良し。最初はパラパラとめくりながら、全体の流れを楽しんでます。
ガラスガールの編集部では、「俯瞰して見る」よりも、「一緒に旅をする妄想をしながら読む」という意見が出てました。
- 熊崎
私は完全に俯瞰して読むタイプですね。1周目は何も考えずに写真を眺める。2周目で写真集の物語を意識して見る。それから、本人のプロフィールやインタビューなどの情報を入れて読み込む、という流れが多いです。
段階があるんですね。
- 熊崎
最初はなるべく情報を入れない方が、流れを楽しめるんですよね。インタビューで、コンセプトやお気に入りのカット、ロケでの思い出などを知ったうえで写真集を見ると、また違った味わいがして面白いです。
