【マンスリーアイドルコラム No.002】fishbowl大白桃子 #1「アイドルになって気づいたのです」（4月金曜日担当・全4回）

今月からガラスガールNEXTでスタートした「マンスリーアイドルコラム」。このシリーズでは毎月さまざまなアイドルが2人登場。フリーダムなスペシャルコラムをお届け。

2024年4月・金曜日を担当するのは、fishbowlの大白桃子。本日4月5日以降、12日、19日、26日に登場します。

火曜、金曜、それぞれ1週目はガラスガールNEXTに入っていない読者も閲覧可能！　ぜひ、ガラスガールNEXTへご加入を！

自分にとっての「アイドル」について

はじめまして、静岡県を拠点に活動しているアイドルグループfishbowlの浜松市出身、大白桃子です。

私にとってはfishbowlが初めてのアイドル活動で、今アイドルとして3年目になりました。でも、アイドルとは何かといわれてもまだ分かりません。

ただ一つ断言出来るのは、アイドルは応援してくれる人がいないと成り立たないということです。

私は最初からアイドルになりたいと思ってたわけではありませんでした。進路に迷ってた時期に、私にはやりたいことも出来ることも夢もなく、そんな私が学生時代唯一褒められた「可愛い」という言葉を活かせる職業につくのが向いてるのかなと思っていました。そんなときに、母が見つけてくれたfishbowlのオーディションを受けました。

アイドルになるためにオーディションを受けたのではなく、可愛いのだからオーディションを受けよう、という考えでfishbowlのオーディションに向かった私は、課題の歌＆ダンス審査を断り、特技披露の時間も、しょうもない特技だったので何もせず、ただオーディション会場に出向いただけの人になってしまいました。しかし、可愛いかったからか昔から運だけはいいからなのか、オーディションに合格してアイドルになりました。

ですが、アイドルになって気づいたのです。

私、歌とダンス出来ないじゃん！

しかも私より可愛い子がうじゃうじゃいるじゃないか！と。

気づいてからはスタッフの人にも「私はアイドル向いてないと思います。辞めていいですか？」と本気で相談したことがあります。オーディションで歌とダンス審査やらなかったくせに無責任だなと思いますよね。私も思います。

でも「アイドルに向いてる、向いてないは自分で決めるものじゃない、人が決めるものなんだ」と言われ、私は応援してくれる人がいる限りアイドルでいようと思うようになりました。そして今は応援してくれる人を応援出来るアイドルになりたいと思っています。

文・写真／大白桃子（fishbowl）