“ゲイだから”を理由に何かを諦めたくないという想いから、“ゲイでもアイドルになれる”をコンセプトに活動するアイドルグループ・二丁目の魁カミングアウトが、ガラスガールに初登場! 結成15周年という大きな節目を迎えたメンバー4人とともに、これまでの歩みを振り返り、特に印象に残っている年や、その時々に抱いていた想いをたどる。さらに、10年後も4人でステージに立ち続けるという約束に込めた決意や、4人が思い描く未来についても話を聞いた。
その気持ちをあんまり口にしちゃいけないと思っていた
グループ結成15周年おめでとうございます!
- 一同
ありがとうございます!
まず、15周年を迎えた今のお気持ちを、プロデューサー兼リーダーのミキティー本物さんにお聞きしたいです。
- ミキ
10周年の時はちょうどコロナ禍で、アニバーサリー企画ができなかったんです。でも、今回はグループとしても毎月さまざまな企画があったり、私自身のデビュー15周年でもあるので、TOKYO IDOL FESTIVALでは私をフィーチャーしたステージを用意してもらったり、@JAMではオールスターズに選んでもらったりと、15周年にふさわしい活動がたくさんできているなって思います。
15年という長い活動の中で、いろんな出来事や変化があったと思います。今回は、そんな15年を振り返りながら、それぞれ“特に印象に残っている年”を教えていただきたいと思います!
- ミキ
私は今年、2026年が一番印象に残っています。今回15周年の企画をやれていて、すごく楽しいし、いろいろなことにチャレンジして前に進んでいるなと思います。あとは、今年30キロくらい痩せたんです。こんなに痩せてアイドル活動をするのは初めてで、メイクをするのも楽しくなりました。これまでの15年間は、端にいてもいいし、目立たなくてもいいと思ってたんですけど、少し前から「自分ももうちょっと頑張ろう」と思うようになって。今は、可愛いとかカッコいいとか、自分なりに突き詰めてアイドルをやっていいんだと思えるようになりました。
15周年だからこそ、私自身に注目してもらえる機会も多いので、15年間で一番可愛くて、綺麗で、カッコいい自分でステージに立てることがすごく大きいです。これからリバウンドしたり、シワが増えたりしても、2026年の私の写真を見せて、「こんな活動をしていたんだよ」って伝えたい。でも、2027年、2028年になったら、「その時の自分が一番だ!」と言えるように更新していきたいです。

15周年のアニバーサリー企画はいろいろありますね。
- ミキ
はい。なかでも、“毎月配信リリース”をしているので曲が増えることが一番大きくて! この1年間で一気に12曲も増えることがすごく嬉しいですね。でも、新曲の制作やツアーのリハーサルなどがたくさんあって、結構バタバタしてる(笑)。そんな中でも、週に1日くらいは休みを取れているので、健康的だなと思います。以前は休みを取らなかったんですけど、それでは効率も悪いし、精神的にもバランスを崩してしまうので。今は最低でも週に1日はオフの日を作るようにしてるよね。
活動を続けてきて、考え方にも変化があったのでしょうか。
- ミキ
そうですね。特にこの1、2年で変わった実感があります。焦って詰め込めばいいわけじゃないし、精神を休めることも大事だなと思うようになりました。ちゃんと休息を取ることを心がけるようになったのは、この1年くらいですね。
続いて、日がさんはいかがですか?
- 日が
もちろん僕も今が1番いいと思っているんですけど、次にあげるとしたら2025年がすごく印象に残ってます。現体制になって、「会場を埋めたい」っていう気持ちを前面に出したのが2025年だったんですよね。現体制になってから、売れたいという気持ちはみんなずっとあったと思うけど、コロナ禍だったこともあって、僕は正直その気持ちをあんまり口にしちゃいけないと思っていたんです。
その気持ちが変わるきっかけが、2025年だったんですね。
- 日が
僕はこの活動したいと思った時から、簡単に言うと、「キラキラした自分の姿をたくさんの方に見ていただいて、元気をもらってほしい!」という想いがありました。それが、いろんな経験を経て、ちょっとだけ内向的になってしまったというか。あんまり「会場を埋めたい」と言いすぎるのはよくないのかなと思っていたんです。だけど、2025年に「ガンガン行こう!」「それぞれが1番を目指して、前に出て行こう!」という話し合いをみんなでしました。長く続けていくことはもちろん大事だけど、やっぱり、この活動を続けるからには、売れたいという気持ちがあるので。2025年はそこに対する欲が見えた年なのかなって思います。

実際に、2025年はZepp ShinjukuやEX THEATER ROPPONGIでのワンマンライブなど、目標とする規模も大きくなった年でしたよね。
- 日が
はい。現体制になって初めて目標人数を打ち出したり、EX THEATER ROPPONGIは、僕と筆さんが加入して初めて有観客で立ったステージだったので、そこにもう一度立てたことも嬉しかったです。でも、どちらの会場もソールドアウトできなくて、すごく悔しかった。ライブ当日は楽しいし、みんな来てくれてありがとうって気持ちが勝るんですけど。後になって、もっとできたなっていう反省点もたくさんあったからこそ、リベンジしたいこともいっぱいできた年だったと振り返ってみて思いますね。

