ステージを降りたことを悔やまず、今より幸せになってほしい
15周年を迎えた二丁魁の皆さんですが、近年、同じ時代を駆け抜けてきたアイドルグループの解散や活動終了も増えています。そうした状況の中で、これからも活動を続けていくことについて感じていることはありますか?
- ぺい
そうですね……。私は結構、食らうというか。影響を受けるタイプです。でも、その分、「私がやらなきゃ」って思います。「これはクリリンの分!」みたいな気持ちもあるし、高校野球で、戦ったチームに「お前らの分も頑張るからな!」と思うような感覚で、気持ちが引き締まる。
- 日が
僕たちが加入した頃はコロナ禍で、辞めていくアイドルさんも多かったんですけど、当時は加入したばかりだったこともあって、あんまりピンときていなくて。「アイドルは活動したら10年くらいで引退するものなのかな」という感覚でいました。ミキさんやぺいさんが仲間の活動終了を悲しむ姿を見て、戦友だからこそなんだろうなと思っていたんです。でも、自分も活動を続け、同じ時期にデビューしたグループの解散が増えてきた今、ようやく二人の痛みがわかるようになりました。

- 筆村
難しいな……。もちろん寂しい気持ちはあります。でも、声優時代の時からも廃業した仲間がいますけど、今でも連絡を取ったり、遊んだりしているので、いつか何かしらの形でまた会えたらいいな、という気持ちでいます。あまり深く受け止めすぎず、少し距離を置いて考えるようにしていたのかもしれないです。
- ミキ
私はもう食らわなくなったかも。2、3年前は食らったりしてたけど、今はどんな形でも幸せになってほしいっていう気持ちのほうが強いんですよね。アイドルを続けることが一番の幸せとは限らないし、何よりもどう生きるかが大事だと思う。だから、「ステージを降りたことを悔やまず、今より幸せになってほしい」って。辞めていくアイドルとライブで一緒になった時に泣いちゃうのも、そういう気持ちが一番強いからかな。10代からアイドルを始める子も多いから、アイドルでなくなったら何もなくなるって思う子もいると思うの。でも、そんなことは全然なくて、この先、楽しいことや知らないことに無限に出会えるから。アイドルをやってきたからこそわかることもあれば、辞めてから気づくこともある。アイドルでなくなった自分に不安を感じている子にも、素敵な未来が待っているから安心してほしいなって思います。
最後に、これからの活動を楽しみにしているファンの皆さんへメッセージをお願いします!
- ミキ
『超HAPPY GAY YEAR』も、やっと半分くらいまで来たところなんですが、毎月新曲が出たり、ツアーが始まったりと、これまでにも本当にいろんなことがありました。今回のインタビューもそうですけど、ここからは冠番組が始まったり、メディアへの露出が増えて、さらに楽しみなことが待っていると思います。まだ発表になっていないこともたくさんあります!今年は超超ハッピーに、いろんなことにチャレンジしていきたいと思っているから、皆さん残りの期間もぜひ楽しんでくださいね!





PROFILE
二丁目の魁カミングアウト
「ゲイだから」を理由に諦めたくない気持ちから、「ゲイでもアイドルになれる」をコンセプトに活動しているゲイアイドル。グループ名には、新宿二丁目から先駆けて「ゲイアイドル」というジャンルをカミングアウト(公言)していきたいという思いが込められている。現在、結成15周年を記念した『超HAPPY GAY YEAR』を開催中。11月11日に新宿・AiSOTOPE LOUNGEにて『現体制6周年記念ワンマンライブ』、2027年2月18日にはSpotify O-EASTにて『結成15周年 超HAPPY GAY YEAR ワンマンライブ・冬』を開催する。
オフィシャルホームページ
http://www.comingout.jp/取材・文/山末あつみ 撮影/高澤梨緒
