モーリーと松山あおいがシンクロ!?
●モーリー・ロバートソン
寺嶋由芙と松山あおいのソロアイドルに挟まれる形での出順となった、朝の情報番組のコメンテーターとしてもお馴染みのモーリー・ロバートソンは、女子力が高いという理由で「モーリーおねえさん」としてD Jプレイ。しばらくすると、セクシーな女の子・ラララちゃんも現れ、「良い子のみんなこんにちわー!」と、どこからともなく聞こえてくる萌え声でご挨拶。その後は、バキバキの音に合わせて、2人ともノリノリでダンスをしたり床に倒れたり。表情豊かで誰よりもフォトジェニックだった。
●松山あおい
「モーリーおねえさん」の後では空気感が違ってやりにくいだろうと、勝手に次に出演する松山あおいの心配をしていたが、無用だった。松山も「クリエイティブうたのおねえさん」として自作でオタクの声を仕込んでいたのだ。まさかの「おねえさん」かぶりでパフォーマンスに親和性もあって最高のタイムテーブルに。『おねえさんクッキング』『1,2,3 LOVE FOEVER』『おねえさん動物園』を歌うと、ラストは『物語』を披露。ガラスガールのインタビュー中に筆者がお気に入りと言ったことを加味しての選曲で、サービス精神旺盛だ。
●tipToe.(ティップトウ)
「みんなで青春しませんか?」がコンセプトの等身大センチメンタルアイドルグループ。夏の楽しさや期待感が描かれる楽曲『夏祭りの待ち合わせ』『クロックワーク・スパークル』では明るく軽やかに、将来への希望と不安が垣間見える楽曲『ホワイトピース』『さくら草の咲く頃に』では疾走感あふれる歌声やダンスが印象的。メンバーでいられるのは3年間という活動規定のもと、制服姿で生き生きと踊り、声を振り絞りながら歌う姿は健気で、振りコピで弾けるファンとの一体感も青春そのもののように見えた。
●エラバレシ
アイドルステージのトリを飾ったのは、ゆるふわ感・萌え感たっぷりの白とブルーの衣装を着た「エラバレシ」。大食いアイドルとしても有名な「もえあず(もえのあずき)」を先頭に、「ガラフェス初出演です。よろしくお願いします!」と登場し、overtureに合わせてクラップ。キラキラ感のある『Is this Love?片思い』からロックテイストの『アイノフシギ』、推しジャン沸き曲の『キミをつくる全ての要素』へ。最後は、振り付けも可愛らしいポップな楽曲『未来トリロジー』。クラップから始まり、みんなで手を挙げるラスサビで締めくくった。
今年の夏も大盛況! そして次回も……
司会を務めた“ダンスホールレゲエおじさん”ことCHOP STICK要する無責任宴会ダンスミュージックユニット「贅沢ホリデイズ」、レゲエミュージックをベースとした「味岡SQUAD」、ユーモアのある歌詞でゴリゴリに聴かせるバンド「ザ・エイリアンズ」も終演までテンション爆アゲ。
今年の夏も大盛況に終わった「ガラフェス」。次回はどんな豪華パフォーマー、アイドルが登場するのか。お楽しみに!
取材・文/赤木一之 撮影/大谷 弦、アオキユウ(short cut)