NEWS

NEWS

「歌ウマ四天王2022」が決定!?  吉田豪、AKINO LEE、GUCCHO。アイドル音楽関係者3名が選ぶ、今注目の歌ウマアイドル!

0044_main01

AKINO LEEが選ぶ『歌ウマ四天王2022』

AKINO LEE

PROFILE

AKINO LEE

あきのり
自身のバンドでメジャーデビュー後、海外ツアーや音楽ゲーム曲の歌唱を行なう。現在はアイドルへの歌やダンスの指導、作詞作曲振付などをメインに活動。今までにレッスンを担当したアイドルグループはメジャーからインディー、海外グループまで幅広く100組以上。現在も30組以上のアイドルグループの指導にあたっている。カレーおじさん\(^o^)/としての顔も。

1人目・渥美かな(Malcolm Mask McLaren)

「歌ウマというと一般的には本格的な歌唱力、アーティスト的な歌い方が選ばれがちだと思います。でも僕は、『アイドル的な歌い方が故に、世間的には気付かれにくいけど実はすごい』を基準に選びました。その基準に一番近いのが渥美さん。非常に伸びやかな声で、音程もリズムもほぼ完璧。変な癖もなく、ライブでも安定感がある。歌い方が真っ直ぐなところがあるので評価されにくいですが、『実はすごいぞ』という代表的な例です」

2人目・甘音ゆあ(iLiFE!)

「14歳でiLiFE!に加入して、いまは高校1年生。アイドル活動自体が初めてながら、加入した時点で歌い方がほぼ完成されている状態で、『中学生でこんなに歌える子がいるんだ』とびっくりしました。選んだ4人の中では最もアーティスト的な歌い方ではあるけど、あまりクドくない。程良い感じで本格派であり、音程もしっかりしていて発声も良く、ニュアンスもちょうどいい具合に入れてくる。今後のアイドル界の歌ウマを担っていく存在になりうるのではないでしょうか。伸びしろもあるので期待しています」

3人目白空こあい(夜光性アミューズ)

「以前いたグループの頃から歌を高く評価されていましたが、夜光性アミューズに加入してさらに一皮剥けました。いわゆる萌え声に近いけれど、作った声ではなく、すごく可愛い地声。歌の起伏もしっかりつけられるし、聴けば一発で覚えられるキャッチーな歌声が素晴らしい。選んだ4人の中では一番声に恵まれている。声だけでなく、もちろん表現力や基礎的な力も高く安定感がある。グループ自体が元アイドルとYouTuberで構成されていることもあり、アイドルファン以外にも浸透しているし、僕のレッスンでも、『こあいちゃんみたいになりたい』という人も結構いて、アイドル界に影響を与えていると実感しています」

4人目ざらめ(HULLABALOO)

「元々アーティストを目指していた中でアイドルを始めた彼女ですが、いい意味でアイドルアイドルしていない歌い方の中にもアイドル的な要素があって妙にハマっています。まだまだ荒削りで完成されていないけれど、時々ハッとするような表現力で歌う。それが毎回出ればいいけれど、いまは1回のライブの中に1回出るくらい。着実に伸びてきているし、これが安定するとグッと良くなるのかなと。これからの期待枠として選びました」

数々のアイドルのボイストレーニングを手がけるAKINO LEE氏が、中でも「歌ウマ」と呼べる4人を選出。正統派の渥美かな、若き歌姫の甘音ゆあ、萌え声の白空こあい、成長株のざらめと、個性豊か。とくに、ほかのアイドルに憧れられる白空こあいの存在は興味深い。