続いてのマンガ好きアイドルは、現在、ガラスガールのカバーガールを務めるわーすたの三品瑠香。
PROFILE
三品瑠香
みしな・るか 2001年3月17日生まれ(21歳)
愛知県出身、A型、身長166.8cm
わーすたのメンバー。現在、全国ツアー「わーすた LIVE TOUR 2022 とっておきの夏、始めますか?」を開催中。8月17日(水)、最新アルバム『我々はネコである。』が発売予定。
オフィシャルホームページ
https://wa-suta.world/肝が座りすぎていて惚れました
三品瑠香の推しマンガその1『カラオケ行こ!』
(和山やま/KADOKAWA)
中学合唱部の部長である主人公・聡実と、彼に絡んできた絶対に歌が上手くなりたいヤクザ・狂児の、奇妙な友情を描いた作品。
Q.このマンガとの出会いや、推せる理由は?
「話題になっていたので気になって読んでみたところ、すべての作品を一気に揃えるほど和山先生が大好きになってしまいました。『夢中さ、きみに。』や『女の園の星』とともに、もう何度も読み返しています。
独特な空気感とテンポで進んでいくお話に心が奪われる作品なので、気疲れしたときや、落ち着きたいときに読むとやすらげます」
Q.このマンガに出てくる好きな名言は?
“お前らも狂児と一緒に地獄に落ちてまえ”
「ヤクザの目の前で聡実くんが叫ぶセリフなんですが、中学生がヤクザに言うセリフじゃない……と驚きました。でも、中学生だからこそ感情に素直な言葉が吐けたのかなと、いい年齢設定にときめいた名言です。聡実くんの肝が座りすぎていて惚れました」
Q.このマンガで一番好きなシーンは?
「合唱祭の前日にふたりは喧嘩するんですが、そのあとにメッセージをやり取りするシーン。狂児のおちゃらけた大人の余裕と、それに振り回される聡実くん。その関係性がかわいすぎました」
九龍が愛しくて懐かしい気持ちになる
三品瑠香の推しマンガその2『九龍ジェネリックロマンス』
(眉月じゅん/集英社)
ノスタルジーあふれる人々が暮らす九龍城砦を舞台にした、30代男女の“非日常な”日常と密かな想いを描くラブロマンス作品。
Q.このマンガとの出会いや、推せる理由は?
「眉月先生の作品は『恋は雨上がりのように』の頃から好きだったんです。新しい作品の情報には追いつけていなかったんですが、3巻が出た頃から読み始めました。少し不思議な雰囲気と艶やかなタッチが魅力的で、読んでる自分まで九龍が愛しくて、懐かしい気持ちになる作品です。
ロマンスなドキドキがありながらも、九龍という舞台の謎はどんどん深まっていって……こんなバランスのいいお話、ときめくに決まってます! ここからどうなっていくのかが楽しみで仕方がないです」
Q.このマンガに出てくる好きな名言は?
“何か行動して後悔しても、この時それが自分の中で絶対だったのなら、それは私として間違ってないと思う。絶対っていうのは自分を信じて突き進むってこと”
“たとえ一瞬でも、私が私であると言える自分になりたい”
「このマンガには“絶対の自分”という言葉がよく出てくるのですが、私も日頃から『その自分が本物であっても偽物であっても、自分のために自分を信じてあげたい』と思うので、この名言がとても刺さりました」
Q.このマンガで一番好きなシーンは?
「主人公の鯨井ちゃんがスイカを食べながら交互に煙草を吸うシーン。鯨井ちゃんの好きな食べ方で、物語の中にもよく出てくるんですが、ちょっとその食べ方を味わってみたい憧れがあります」
壇さんの破壊力たるや……
三品瑠香の推しマンガその3『ブルータル 殺人警察官の告白』
(原作:古賀慶、作画:伊澤了/コアミックス)
警視庁捜査一課に所属する壇浩輝の裏の顔は、100人を超える悪人たちを殺してきたシリアルキラー。法で裁けない極悪人に、彼が死刑を超える私刑を贈るサスペンス作品。
Q.このマンガとの出会いや、推せる理由は?
「本屋さんでふらふらとマンガを眺めていたとき、1巻の表紙の壇さんに一目惚れしました……(笑)。
このマンガはもう、とにかく壇さんが好きです! いわゆるダークヒーローのようなカッコよさにスカッとしますし、拷問シーンには清々しい綺麗さまで感じます。サスペンスはあまり多く読んできたジャンルではないのですが、どうやらこういうのも好きみたいなので、いろいろ探してみたいなと思ってます」
Q.このマンガに出てくる好きな名言は?
“濃塩酸入りオリジナルブレンドです”
「悪人に投げた一言なんですが、このセリフをさわやかな清々しい顔で言う壇さんの破壊力たるや……です」
Q.このマンガで一番好きなシーンは?
「壇さんが動画サイトで流行っている”恋するクッキーダンス“を練習するシーンです。なかなかムゴいシーンが多いので、ときどき入ってくるお茶目な壇さんにギャップを感じてやられました」