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鹿目凛&三品瑠香&新居歩美…マンガ好きアイドルが選ぶ“私の推しマンガ”がすごい!

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ネットでも気軽に読めるマンガがあふれる昨今。「どうせなら、自分の推しが好きな作品を手にとってみたい!」と思うアイドルファンもいるのでは?

そんな思いに応えるべく、ガラスガールは3名のマンガ好きアイドルに“推しマンガ”を紹介してもらった。トップバッターは、でんぱ組.incの鹿目凛。

01鹿目凛

PROFILE

鹿目凛

かなめ・りん 9月21日生まれ
埼玉県出身、A型、身長160cm
でんぱ組.incのメンバー。「ぺろりん先生」名義でアイドルとファンの関係性を風刺したマンガを不定期で発表する。マンガ家、イラストレーター、グラビアアイドルとしても活動中。
7月20日(水)、でんぱ組.incの最新アルバム『DEMPARK!!!』が発売予定。

オフィシャルホームページ

https://dempagumi.tokyo/

主人公が私のなりたい“理想像”です

鹿目凛の推しマンガその1『Dr. STONE』

(原作:稲垣理一郎、作画:Boichi/集英社)

51Bvw0rJ7XL. SX318 BO1,204,203,200

出典元:https://www.amazon.co.jp/

謎の光線で全人類が石化してしまった地球を舞台に、主人公・石神千空が科学を使って奮闘するサバイバルファンタジー作品。

Q.このマンガとの出会いや、推せる理由は?

「自粛期間の頃、NETFLIXでいろんな作品を観ていたときにアニメにドハマリして。そのあとに原作を購入しました! 

何事にも諦めない強さを持つ主人公・石神千空が私のなりたい“理想像”なんですが、千空には合理的な性格だからこその、精神論にはない説得力があって。仕事や日常で問題が発生したときには、いつも『千空のように諦めず、まっすぐな心で解決方法を考えよう!』と勇気をもらえますし、『少しずつでも、正しく地道に道をたどっていけば結果が出る』という“諦めないこと”の大切さも感じられます。

科学や、人として大切なことをしっかり学べるので、お子さんにもぜひ読んでほしいマンガです」

Q.このマンガに出てくる好きな名言は?

“いろんな奴がいる、イコール強さなんだよ”

「人はそれぞれ得意なことも不得意なことも違うので、その人に合った武器を活かしたり、人に任せたりすることがチーム全体の強さにつながるということです。

今の自分も、苦手な分野は周りの方に助けてもらいながら得意分野を活かして活動させていただいているので、とても心に響きました」

Q.このマンガで一番好きなシーンは?

「千空とクロム、マグマの3人で洞窟に行くシーン。頭はいいけど身体は弱い千空と、逆に頭はよくないけれど身体は強いマグマは、対照的だからこそどちらも欠けてはいけない存在で、そこで『どちらも強さになる』という気づきが生まれます。

あと、マグマに対してある誤解を持っていたクロムが、自分の過ちを素直に謝る美しいシーンもあります。自分もこうでなければいけないと気づけたので、とても好きなシーンになりました」

ただの復讐ストーリーではないところが最大の魅力

鹿目凛の推しマンガその2『死んでから本気出す』

(橋本くらら/新潮社)

519eCA2u9TS. SX350 BO1,204,203,200

出典元:https://www.amazon.co.jp/

トラックに轢かれて短い生涯を閉じたいじめられっ子の主人公・高井瀬奈が、死後、手に入れたチート霊力を活かしていじめっ子たちを脅かしまくる物語。

Q.このマンガとの出会いや、推せる理由は?

「マンガアプリを眺めていたときに出会いました。ホラー作品が好きということもあって、復讐系のあらすじを見て興味を持ったんですが、読み進めていくとただの復讐ストーリーではなかったところが最大の魅力でした。幽霊になってから、あることに気づいていく主人公。読んでいる側も、はっと気づかされることが多いマンガです。

このマンガを読むと、家族や大事な人たちをもっと大切にしたくなります。同時に、本当の正義や強さの意味を考えさせられるので、私も『本当の意味で強くありたいなぁ』と思いました」

Q.このマンガに出てくる好きな名言は?

“『生きてて良かった』って思える瞬間が不意打ちで来るんだよ”

「人生にはつらいことも多いけど、でもそんな中でも、ちゃんといいことだってある。私もアイドルとして、たくさんの人にその思いを伝えていきたいなと思った名言です」

Q.このマンガで一番好きなシーンは?

「作品の終盤に、いじめられていた主人公やその母、クラスのいじめっ子、それを見て見ぬ振りをしていた教師と、それまでに登場してきた人物全員の“その後”が描かれます。胸くそ悪いバッドエンドでも、生ぬるいハッピーエンドでもないラストシーンでは、自分の心にスッと“本当に大切にすべきもの”が浮かんできます」

「大人って楽しいよね!」が詰まっています

鹿目凛の推しマンガその3『1日外出録ハンチョウ』

(原作:萩原天晴、作画:上原求、新井和也・協力:福本伸行/講談社)

51V awBHYbL. SY346

出典元:https://www.amazon.co.jp/

借金帳消しのために地下帝国で強制労働に従事する班長・大槻が、“1日外出券”を使って休日を楽しむ様子を描いていく、『カイジ』シリーズのスピンオフ作品。

Q.このマンガとの出会いや、推せる理由は?

「グルメマンガにハマっていた頃に本屋さんで出会いました。グルメもおいしそうだし、スピンオフ作品だからキャラクターを知ってるし読みやすそう……という気持ちから購入。すごく面白くてすぐにドハマリしました。

一言で言えば、休日の過ごし方の参考になるマンガです。私は休日をひとりで過ごすことが多いんですが、『ハンチョウ』を読むと行動の幅が広がる気がします。元気がないときでもこのマンガを読んで、『今度同じような過ごし方をしてみようかなぁ』と、心に余裕が出てきて楽しい気持ちになれます。ひとりで過ごしたり、仲間と過ごしたり……。とにかく『大人って楽しいよね!』という思いがこのマンガには詰まっている気がします。

スピンオフということで『メインのカイジを読まないとハードルが高いかも』と思われる方も多いと思いますが、『ハンチョウ』から入ってもわかりやすく楽しめるはずです!」

Q.このマンガに出てくる好きな名言は?

“人間ってのは身体の他にもう1つ……大事にしなきゃいけない……精神(こころ)ってもんがある……!”

「班長が深夜のコンビニで爆買い、暴食をする回の名言です。私も夜中にラーメンやジャンクフードが食べたくなったときにこの言葉を思い出して、『精神を守るため……!』と暴食することがたまにあります(笑)」

Q.このマンガで一番好きなシーンは?

「シーンではないんですが、班長が外出後に目覚めたあと、『このあと風邪を引くかもしれない……』と、いち早く自分の体調の異変に気がついて、とことん身体を労る回が好きです。スーパーで栄養がある食材を買って、デイリーマンションで鍋を作って風邪菌と戦うんですが、私も体調が悪くなりかけたときはこの回を思い出します。体調管理は大人の基本。調子が悪いときはとことん身体を労るようにしてます!」