DEATH A GAME 10〜13ページ

ビルドル「じゃあ帰るか」
ペクト&ビルドル「エクスキハ」
バキ「やっと帰ったな。ふぅ」
とん、バキのかたに何かがあたる。
バキ「だれだ!」
?「へっ!」
バキ「なぁーんだ、さきかよ」
さき「もう、ひどい! あ、そうだ。わすれ物をとどけに来たのよ。ほい、カバン」
バキ「あ、あ、ありがとうな。でさ、少しきいてもいいか。ダイレクトメーターってなんだ?」
さき「そうね、一言でいうと命の終わりを表すメーターよ。能力は体力をものすごいつかうって言ったでしょ。だからダイレクトメーターのメーターが全部切れたら、体力がなくなって、人は死んでしまうの」
バキ「ダイレクトメーターをつけると死ぬのか」
さき「いいえ、おじいさんになったら体力がなくなるけど、きちんと、ごはんを食べて、ねたら、死なないわ。(あなた、説明ばっかね)」
さき「そう、てきにDETH Aカードをとられちゃいけないから、持っていた方がいいわよー」
バキ「そうだな、でも、もう待ってるぜ」
さき「えらいじゃない。バキくんなのに」
バキ「バキでいいぜ」
さき「ねーね。お願いがあるんだけど」
かずひこ&あい「え! プールに行きたい!? しかも今まで行ったことない&水着も着たことないって…」
さき「今までずっと、しゅぎょうばっかだったから」
あい「じゃあ、今から、あいとさきりんで水着買ってきまーす! ねー、ね、さきりん、ビキことかどう? わたしのおごりでいいよ!」
さき「さきりん……」
水着うり場
店員「天野様、何カップでしょうか」
さき「知らないの」
店員「なら、あちらではかりましょうか」
シャ
さき「きゃーー。何するのよ。いやー、はずかしいわー! やめてー!」
店員「えっと、サイズがDでしたので、こちらがDサイズの商品でございます」
あい「さきりんにあった、水着、選んでもらっていいですか」
店員「えーー、天野様でしたら、ビキニとかおにあいかと。赤や黄色の明るい色もいいでしょう」
あい「じゃあ、これで!」
プール当日
あい「みんな、おまたせ! 男子、早かったね…」
かずひこ「ははっ、でも全然待ってないよ」
バキ「ちっ(本当は楽しみでしかたなくて二時間前から来てるくせに、おれまでつき合わされちまった)」
あい「バキさん、こわいよ! さきりんもなんか朝からきげん悪いし」
さき「ふん!(本当は楽しみでしかたなくて、朝から服選びにつき合わされたわ)」
プール場
あい「やっとついたー!」
かずひこ「ついたね!(あいちゃんの水着すがた…)」

かずひこ「それに比べてバキとさきちゃんといったら…。暗いね〜…)」
ずーーーん
あい「それじゃあ、各自、水着に着かえよう! うき輪うり場で待ち合わせね!」
10分後
あい「おまたせー!」
バキ「あれ? さきは?」
あい「初めての水着だからって、ずっと鏡見てる…」
さき「水着って、こんなだったのね。ってか、はだかじゃだめなの?」
あう「だめに決まってるよ…」
バッシャーン
さき「水がぬるいわ…ウォーターアイス!」
客「うわ! いきなり水が冷たくなったー!」
あい「だめー! こんなとこで魔法使わないの!」
バキ「うわ! いきなりぬるくなった…」
かずひこ「ベルトがなくても、わざは使えるんだね!」
さき「ええ、一度覚えたわざは、死ぬまでベルトがなくても使えるわ! バキ! 入らないの?」
バキ「オレはいい! 日焼けをするために来た」
あい「何、それ!」
?「あれ? もしかして、バキか」
バキ「んあ? え! ゆいなじゃねえか! なんでこんなとこいんだ!」
ゆいな「それはこっちが聞きたいっつーの! ちょうどいいや! いっしょにバレーやろうぜ!」
あい「その子だれなの?(女の子だよね?)」
ゆいな「うわ! こっちにいかにも、ぶりっ子女子、そしておじょう様系女子と、メガネ君!」
バキ「あいかわらず、そういうところ、するどいな…」
さき「あら…その人はだれなのかしら?」
ゆいな「どうもー、いつも男子にまちがわれるけど、一応女子っす! バキとは気が合うので、付き合ってはいますっすっ! 松岡ゆいなです!」
あい「へー、おもしろい子だね! 付き合ってるんだってぇー! 付き合ってるぅ!? って、どこまでいってんの?」
バキ「お前が考えてるようなことはしてねえよ! ただこいつといると楽しいから、いっしょにいたら付き合うことになった、みたいなかんじ。高校が別だけど今でも会ってる」
じーーーーーーー。
ゆいな「な、なんすか? そこのおじょう様系女子さん!」
さき「バキ、カードかして! …あなた、これ見えるかしら?」
ゆいな「え、なんすか? 見えますけど…」
さき「やっぱり!」
ゆいな「なんちゃって! なんのじょうだんすか?」
さき「いいえ、私なんでもないわ! じょうだんですもの」
バキ「そういえば、こいつらしょうかいしてねぇよな。このメガネが穴水かずひこ。ぶりっ子が谷口あい。それで、おじょう様系のやつが…さきだ」
ゆいな「みょうじは? まさか…ねぇの?」 さき「本当のことを言うしかないのね。実は私の済んでるサイレントドリフトは、変わってて

みょうじが『さ』で、名前が『き』なの」
かずひこ「えっ〜〜。でも前、天野って…」
ゆいな「あはははは。おもしろいっすね。サイレントなんちゃらは国の名前っすか?」
さき「信じてる? 天野はニセ、みょうじよ」
ゆいな「信じますっすよ。たとえうそでも本人から、うそって言うまで信じてますから。あー、うち、やることあるんでした! 帰ります。じゃーな! バキ!」
バキ「お〜!」
さき「あの、ゆいなって子、何かありそうね。サイレントドリフトの関係者ね」
バキ「何で分かんだよ! あいつは、てきなのか!」
さき「目を見れば分かるわ。あの子の目は何かをかくそうとしているの。まだ、てきと決まったわけじゃないわ。サイレントドリフトは、いろんなアジトがあるの。もちろん味方のアジトもあるわ。小さいけどね。でも、その中でも頂点に立っているのが、DETH A 団。エンペラーのチームよ。だから、あの子はてきか味方かは、分からないの」
バキ「あいつがてきかもしれない…だと。あんないいやつが」
ゆいな「まさかあんなところでバキに会うなんてな。ごめんよ、バキ」
帰り道 バス
バキ「そういやー、高校別になってから、ゆいなとLINEやってねーな」
バキ(LINE)「今日は久しぶりに会ったな。また、今度、バレーやろうぜ!」
ゆいな(LINE)「おー、やろうやろう! でもな、ウチ、あんま連絡とれねぇから…。親が、きびしんだ。すまんね(☀️)」
バキ(LINE)「おう、てか何にそのスタンプ。あ、あった(☀️)←これだな(笑)。じゃあ、1ヵ月後、このプールで会おうな」
ゆいな(LINE)「このスタンプ、はまってんだ(笑)。そうだな。1カ月後、このプールで会おう、会おう! じゃなーーーーーーーーーーーーー」
バキ「のばしぼう、長!」
あい「ずっと、LINE見ながら、ニヤニヤしちゃて〜。キモイよー」
バキ「うっせーよ! あれ、さき、ねてんなー」
かずひこ「あ、ごまかしたな〜」
ガラッ バン!
?「オレは、バスジャックだ。オレが言うところまでつれていけー! でないとー、このじょうちゃんを人じちに、どんどんやっちまうぞー!」
じょうちゃん「いやー、ままー。助けてー」
まま「えりかー! だ、だれかこの子を助けて〜」
バキ「ち、しょうがねぇな」
あい「あ、バキくん!」
ふっ
さき「バスジャックなんて、ひきょうなことするんじゃないわよ。わたしは、そういう悪いことをする人が大嫌いなの。エンペラーと同じでね。なんなら、あんたのそんざい、この世から消してやろうかしら?」

あい「えっ、この人って…さきりんだよね…」
バスジャック「ひ、ひぃぃ! ごめんなさい」
さき「あ、もしかして、みんなビビってる? よし、ウォーター! バスジャックの前から今までの記おく、全部水のあわになりなさい」
シュー、
客「あれ、何してたんだっけ?」
かずひこ「すっげぇ、さすがだね、さきちゃん」
さき「ふふふん。あ、みんなの記おくは消してないから。そこらところはね…」
?「ウキャイ、ウキャイ!」
あい「あ! 、う…ウキャちゃん! だめだよ、勝手に出ちゃあ」
さき「あら、何なのそのトラゴン?」
バキ「さき、も知らねぇのか」
あい「ああ、この子はウキャちゃんだよ。私の能力でパートナーを作る『パートナーせいぞうき』を、作ったんだ! もっとかいそうすればパートナーにも能力ができるかも」
バキ「じゃあ、わたしも協力するわ、いっしょにかいぞうすればパートナーにも能力ができるかも」
さき「じゃあ、わたしも協力するから、いっしょにかいぞうしましょ。そして、その子をいっしょに戦わせられるわ。よし、さっそく作りましょ」
かずひこ「いやいや、見なよ。客さんがめっちゃ見てるよ」
さき「あっ、忘れてた。じゃあ最初から、わたしたちがいないことにしましょう。ウォーター!」
あい「あれ? 空を飛んでる?」
さき「飛んでいるというが…飛ばしてもらってるのよ。風にね」
かずひこ「うわ、もう学校についたよ。あいちゃん、その、パートナーせいぞうき、今持ってる?」
あい「持ってるよ」
さき「じゃあ、アジトにそれを置いて、いつでも作れるようにしましょ」
アジト
さき「よーし、さっそく、パートナー作り開始!」
あい「じゃあ、さきちゃんは、水くみをして、これとこれをまぜて、もとを作ってね。バキくんは、パートナーの部分を作るために、1回もどって、スーパーにお肉とほうれん草と…まあ、この紙にあるものを買ってきて! かずひこくんは、虫をたくさんつかまえてきてくれる? わたしは、草を五枚とってきたら、もどってくるから!」
バキ「ここに草なんてあるのか?」
さき「アジトに農業を作ってあるの。となりの部屋よ」
かずひこ「近っ!」
1時間後
あい「やっと、終った! あとはこのパートナーせいぞうきに、今作った、もとを入れてね。場所をまちがえないように!」
ピカーン
?「ピー、ピー、ピー、ピー」
バキ「何か作れたかと思うと、なんだこのうちゅう人みたいなやつ!」
さき「そんなこと言うんじゃないわよ。うちゅうせんはある?」
かずひこ「うちゅう人だと思ってるじゃん」
さき「まぁ、そういうことにしておいて…この子、話せないみたいだから、言葉を覚えさせましょう」
あい「これは『りんご』。これは『バナナ』これは『みかん』覚えた? じゃあこれは何かな」
?「り・ん・ご、バ・ナ・ナ、み・か・ん」
あい「すごい! よく覚えたね〜。あなたは、「ジン」よ! うちゅう人の「ジン」をとって!」
