INTERVIEW

INTERVIEW

3周年公演で復帰したラフ×ラフ・吉村萌南インタビュー「4年目のイメージは、城ヶ崎さんのようなきゅるきゅる可愛いお嬢様」

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「幸せな推し活」を研究して広めていきたい

復帰後、Xで活動休止の理由として、気象予報士資格の勉強をしていたことを明かしていました。

  • 吉村

    小さい頃からお天気を見るのが好きで、親戚とよくお天気お姉さんごっこをしていて。でも、気象予報士ってやっぱり難しいから何も手をつけてこなかったんですけど、大学に入って自分で好きな学問ができる時間が増えた時に、今だったら頑張れるかなと思いました。

でも、思ったより難関だったと。

  • 吉村

    私、文系出身なので、理系の知識を一から始めるのが大変で……。3回ほど挑戦してダメだったので、最後にもう一度打ち込んでみようと思たこともあって、活動休止を決めました。

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休業前にも挑戦はしていたんですね。そして活動休止をして挑んだ結果、不合格。結果を知った時はやはり落ち込みましたか?

  • 吉村

    落ち込んだけど、挑戦できずに終わるのが一番自分の中で悔いが残ることだったので、それに比べたら「自分がここまで出来るんだ」って知れたのは大きな収穫でした。これまでいろんな勉強をしてきて分かるんですけど、頑張っていける頂点まではいききったかなと思うので、達成感もあります。諦めたわけじゃなく、人生の大きな目標なのでいつかは取りたいです。

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気象予報士の資格とは別だと思いますが、吉村さんが大学院に進むほど学びたいことって何ですか?

  • 吉村

    実は、社会心理学を勉強しています。人と人とのコミュニケーションや対人関係について学びながら、アイドルとファンの関係性を心理学に落とし込めないかという研究です。

すごい、学業の方にもアイドルが関係しているんですね。

  • 吉村

    アイドルとファンの関係って、1970年代頃は「憧れの対象」という見方が強かったけど、今は握手会や特典会でコミュニケーションをとれる機会が増えて。人と人とのコミュニケーションの中でファンの方に嬉しいと思ってもらえることとか、コミュニケーションで生まれる幸福感を研究したいと思ってやっています。

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今のアイドルは「憧れの対象」よりは身近な存在ですか?

  • 吉村

    先行研究(すでに発表されている過去の研究)を読むと、現代は育成している気持ちがファンの心理にはあるみたいで。今、オーディション番組が流行っているのは「自分がアイドルに携われている感」というのが嬉しかったり、それが推し活の継続性につながっていると研究で明かされています。

ラフ×ラフもオーディションの様子をYouTubeで配信していたのでその側面はありそうですね。特典会とかでファンと話している時、研究者として「この人は今、多幸感が生まれているのだ」とか考えたりするんですか?

  • 吉村

    逆に考えないようにしています(笑)。私がやっているのはケース研究じゃなくデータ研究なので、一つの事例を取り上げるだけじゃなく、広く一般的に見てファンの方はどう思うかみたいなところなので、アイドルの時と学生の時の自分は切り離して考えています。でも、私と話した時間や内容がファンの方の生活の中の生き甲斐というか、プラスになっていたら嬉しいなって気持ちはもちろんあります。

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研究の先に出したい答えは何ですか?

  • 吉村

    「推し活」ってプラスに捉えられることが多いけど、ファン同士のコミュニティーの中に入ると、遠征に行かなきゃいけないとか、グッズを買わなきゃいけないという義務感が生まれることもある。そういったファンの方の心理的不安をなるべく減らしながら楽しめる「幸せな推し活」を考えて、広めていけたらと思っています。

推しがいて、他のファンとの交流が救いになる人もいるかもしれませんし、アイドルグループの特徴によってコミュニティーの在り方も違うかもしれませんね。

  • 吉村

    クラスター分析で分類してみたいです。

面白そうですね。ラフ×ラフのファンはどういうコミュニティーだと思いますか?

  • 吉村

    ラフ×ラフはもがいていたり泥くさい部分があったりするので、アイドルだけど人間っぽい部分を丸ごと人として見てくれて、ファンになってくれている方が多い気がします。崇めるというよりも「一緒に頑張っていこう」という団結感が強い方だと思います。

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