INTERVIEW

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【推しの子】ブームで「歌ってみた」「踊ってみた」動画が大量発生! ライブ映像を作り上げた小熊りん(CUBΣLIC)が語る【推しの子】の魅力とは?

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現在、アニメファン界隈だけでなく、世間を巻き込んで話題を呼んでいるテレビアニメ『【推しの子】』。

今、オープニング主題歌、YOASOBI『アイドル』の踊ってみた動画、歌ってみた動画が数多くアップされている。多くの歌い手やインディーズ・アマチュアボーカリストから、果てはガチャピンまでもが参戦中。そんななか、とくに多いのが現役アイドルたちだ。

数々のアイドルたちが【推しの子】に夢中!

まずは「歌ってみた動画」から。

LinQ・金子みゆや、アンスリューム・月埜ヒスイ、ripple linkの面々は、ステージ衣装姿で、スタジオに置かれたコンデンサーマイクとウィンドスクリーンを前に歌う、THE FIRST TAKEライクな動画を制作。いずれもときおりカメラに目線を送ることを忘れないあたり、いかにもアイドルによる“アイドル”動画らしい。

続いて、「踊ってみた動画」はどうだろう。

舞台セットを思わせる巨大なホワイトパネルをバックに「アイドル」を“踊ってみた”のはRiNCENT.の琴吹ゆず。その動画は、楽曲やダンスの展開に合わせてライティングを変えてみるといったこだわりのうかがえる1本だ。

そのほか、乃木坂64の岩本蓮加、弓木奈於、吉田綾乃クリスティーはTikTokに動画を投稿。グループアイドルならではのフォーメーションダンスで魅せている。

また、HKT48の田中美久は、おそらく自宅リビングで撮影したのであろう、手作り感あふれる踊ってみた動画をInstagramに掲載。視聴者から「バカ可愛い!」と絶賛のコメントが多数寄せられていた。

そんななか「歌ってみた」、「踊ってみた」だけではなく、「歌って踊ってみた」アイドルも登場。さらにその先まで突き進んでいる者もいる。CUBΣLIC(キューブリック)・小熊りんだ。

たいていの踊ってみた動画がスマートフォン1カメ、しかも全身を正面から押さえるフィックスの画角で撮影されている中、彼女はライブハウスを借り切り、バチバチに照明が焚かれる中、ムービングカメラに満面の笑みを送るド派手な踊ってみた動画を投稿。ファンのみならず、多くの人の注目を集めた。

もともと原作者のひとり、横槍メンゴさんの大ファンだったと語り、また声優志望で専門学校にも通っていたという小熊。そんな彼女はなぜ『【推しの子】』に惹かれ、そしてなぜ『アイドル』を“踊ってみた”のか? アニメの魅力に迫るとともに、彼女のキャリアを追った。