かんかん照りの猛暑日となった7月31日(日)。東京・上野水上音楽堂で、ガラスガール公式イベント、未来都市型フェスティバル「ガラフェス〜トロピカルリベンジャーズ〜」が開催された。2018年にスタートし、8回目の開催となった今回はD Jやバンドに加え、過去最大の14組のアイドルが出演。さらに、その中から4組が「第2回アイドルマッスルリレー」(※)にも参戦! その様子を出演順に振り返る。
各グループがライブ直後にメンバーの中からスクワット担当(20回)→腹筋担当(15回)→プロテイン早飲み担当を選出し、リレー形式でつないでいくという、ガラフェスのご意見番・足立光トレーナー考案のオリジナル競技。優勝チームには金一封など豪華賞品を贈呈。
オープニングは、MCのCHOP STICK(贅沢ホリデイズ)のアシスタントを務める「ちゃんりお。」の一声で開幕。「私の大好きなアップアップガールズ(2)の登場です!」。
「体感温度40℃のライブにしたい!」(純情のアフィリア)
●アップアップガールズ(2)
overtureにのって元気よくステージに駆け出す7人。勢いそのまま、乙女心を歌ったキャッチーな楽曲『ハッピースLOVE』へ。MCではサブリーダーの鍛治島彩が「今日はガンガンの晴天でライブ日和。この暑さよりもアツいライブで盛り上げていきます!」と、気合い十分。『ブルースカイブルース』『Sun!×3』で、晴天に向かって鳴り響くファンのクラップ。会場に屋根があることもあり、よく響く。最後は『二の足Dancing』で鍛冶島がお馴染みの「鼻リコーダー」を披露。得意げにクールな表情で吹く姿はシュールでエモい。
【アイドルマッスルリレー1組目】
島崎友莉亜(スクワット)→森永新菜(腹筋)→高萩千夏(早飲み)
前回王者の貫禄か、全員、機敏な動きで目立ったロスもなく好タイムを記録した。
●仮面女子候補生
ガラフェス最多出演アイドルの「仮面女子候補生」からは、山崎遥菜、那波茉奈、福田沙織の3人が登場。冒頭のギターリフ(映画「ロッキー3」のテーマ曲『Eye of the tiger』のオマージュ)がカッコいい『大冒険☆』から、インド音楽と阿波踊りを融合させたお祭り曲『未来ノヒカリ〜えらいやっちゃ人類〜』へ。那波が「みなさん心の中で一緒に“えらいやっちゃ”お願いします!」と、コロナ禍に配慮した煽りでお祭り気分をアップ。候補生のオリジナル曲『私にチャイム』の直後は、会場にセミの鳴き声が響く中、『夏だね☆』で〆た。
●momograci(モモグラシ)(ex:桃色革命)
2021年4月に桃色革命から改名した「momograci」。新曲『ラブ・ハレーション』を歌い終えると、志柿じゅみが、「ガラフェスに出られると聞いて、今日めちゃめちゃ楽しみにしてたんですよ! しかもめっちゃ良いお天気で」と、おっとり声で嬉しそうにコメント。 “まだまだまだ”のフレーズの振り付けが可愛いらしい『満開REVOLUTION』、ロック感あふれる『爆裂カワイイ大戦争』、うさぎをイメージした振り付けがキュートな鉄板曲『Give me Bunny Love』で畳み掛けると、ファンもコールの代わりにクラップや振りコピで応えた。
●純情のアフィリア
ゴールドのベルトが映えるピンクの衣装で、ヒラヒラと軽やかに舞うメンバー。夏の爽やかな恋愛ソング『はじめてのSEASON』で会場が晴れやかな空気に包まれると、リーダーの渚カオリは、「めちゃくちゃ暑いですけど、ライブでもっともっと上げて、みなさんの体感温度40℃くらいにしていきたい」と爆アゲ宣言。“ちゅちゅちゅ”フレーズつながりの『La*La*Laラボリューション』『純情Myself』、ラストはファンも一緒にジャンプする『Jumping』とアゲ曲が続き、宣言通りアツいライブを繰り広げた。
【アイドルマッスルリレー2組目】
葉山カナ(スクワット)→夏目ベール(腹筋)→渚カオリ(早飲み)
勝利を確信したかのようなガッツポーズ。勝敗はいかに!