8月5日(金)〜7日(日)開催『TOKYO IDOL FESIVAL 2022』への出演権をかけ実施された、全国から次世代スターを発掘するプロジェクト『TIF2022全国選抜LIVE』と、ソロアイドルにフォーカスをあてた新企画『TIF2022全国ソロアイドル選抜LIVE』。各ブロックで熱戦が繰り広げられ、7月初旬、TIF出演の全8組が出揃った。
ラストノート(東日本Aブロック優勝)/点染テンセイ少女。(東日本Bブロック優勝)/chairmans(東日本Cブロック優勝)/BudLaB(西日本Aブロック優勝)、脳内パステル(西日本Bブロック優勝)/松山あおい(ソロアイドル優勝)/ひめもすオーケストラ(セカンドチャレンジ優勝)/びっくえんじぇる(セカンドチャレンジ準優勝)
この中からガラスガールが注目するアイドルを3組連続でインタビュー。ラスト3組目は、新設されたソロ枠『TIF2022全国ソロアイドル選抜LIVE』で優勝した、松山あおいちゃん!
その場にいる全員を調教!
松山さんがアイドル活動を始めたのはいつ頃ですか?
- 松山
20歳手前くらいで、2016年頃からまともに活動し始めました(笑)。
経歴調べたところ、服飾系の高校卒業後、アニソンシンガーを目指し東京へ。スカウトで当時の事務所に所属するも曲を作ってもらえなかったりと色々あったようで……。そこから自力で活動の場を広げて、現事務所で「まともに活動」し始めたというわけですね。
- 松山
はい。
さらに、「25歳までにアニソンシンガーになる」という夢を掲げるも、厳しいとわかると26歳になる直前にクラウドファンディングで自作のアニメをテレビ埼玉で放送し、その主題歌を歌うという力技。なければ作ってしまう、そのバイタリティーと器用さが「クリエイティブうたのおねえさん」たる所以だなと思いました。
- 松山
ありがとうございます(笑)。
「TIF全国選抜LIVE」は、5年連続挑戦して5年目でついにブロック優勝。5年間の道のりを聞かせてください。
- 松山
5年前はたくさん路上ライブをやりながら、大きいステージに立つチャンスを探っていたんです。その時に、@JAMのウェルカムアクトに立てるという企画があるのを知って、それがきっかけでSHOWROOMを始めました。その後、せっかくなのでそのまま色々なSHOWROOMの企画にチャレンジしていたらTIF選抜があって。TIF自体、大きいアイドルフェスとは知っていたけれど出る方法がわからなかったのでやってみました。
そこから5年、長かったですね。
- 松山
はい(笑)。初めて受けた時はTIFがこんなに出られないものだと知らず呆気に取られて。やっぱり勝つアイドルさんのステージを見ると熱かったんですよ。ファンのみなさんもアイドルさんの「出たい」という熱量も。それで、2回目も無理で。3回目はセカンドチャレンジまでいけたけど勝てなかった。
挫けそうになりませんでしたか?
- 松山
受ければ受けるほど「絶対負けたくない」っていう気持ちが強くなりました。でも、4回目はTIFにオファーされてもおかしくないようなアイドルさんも選抜LIVEにチャレンジされていて。ファンの方にはすごく申し訳ないですけど、少し弱気になってしまって負けちゃいました……。
そして今回、ソロ枠が新設されました。
- 松山
ソロなら絶対負けたくなかったし、ソロ枠で最初の優勝者になりたいと思って挑みました!
松山さんがチャレンジし続けたからこそ、ソロ枠ができたのかもしれませんね。アニソンシンガーの夢を叶えたのと同じように、切り拓く力があると思いました。念願のTIFではどのようなパフォーマンスをしたいですか?
- 松山
いつも意識しているのが、お客さんだけじゃなく、スタッフさんも含めその場にいる全員を「調教する(=楽しませる)」こと。あと、前にTIFを観にきた時に、虹コン(=虹のコンキスタドール)さんの『トライアングル・ドリーマー』が流れた瞬間、その場所に人が駆け込んで集まってくる光景を見たんです。ああいう1曲で満員になるやつやってみたいです(笑)。私の楽曲では、『おねえさん動物園』がそのポジションになったらいいなって思います。
ゾウの鳴き声っぽく「パオパオ」を連呼している曲ですね。
- 松山
そうです! TIFは出番が2回あって、2回とも歌います。ぜひ、おねえさんと振りだけでも一緒にパオパオしましょう!