活動が始まるアイドルグループや、新たにグループに加入する新メンバーに話を聞く不定期連載『新メンさんいらっしゃい』。第3回に登場するのは、11月19日(土)に東京・日比谷公園大音楽堂での「十束おとは卒業コンサート〜ベスト・フォー・フォーエバー〜」でデビューを飾った、フィロソフィーのダンスの木葭(きよし)のの&香山ななこ。
華々しくデビューを飾った野音の話や、加入前からオーディションでの話、現在の意気込みなどを語ってもらった。
メンバーカラーが入った6個のビーズの指輪
おふたりでのインタビューは初ということで。まずは自己紹介をお願いします。
- 木葭
木葭のの(きよし・のの)です。富山県出身です。趣味はフィルムカメラと、VTuber鑑賞と、ソロ活です。最近、自分でもソロ活の概念がよくわからなくなってきたんですけど(笑)、なんでもひとりで行動できます。ラーメン屋さんにもひとりで行けるし、ディズニーシーも行きました。
- 香山
香山ななこです。神奈川県出身で、趣味と特技は絵を描くことです。幼稚園の頃から絵が好きで、色鉛筆で描くのが一番得意なんですけど、アクリル絵の具や水彩絵の具でも描けます。
長いオーディション期間を経て、先日、日比谷野音でのデビューを果たしたばかりのおふたり。メンバーとしての実感は湧いてきましたか?
- 木葭
やっと最近実感してきました(笑)。野音が終わったあとも「本当にあそこに立ったのかな?」って、ずっとふわふわしてたんですけど、SNSを始めて、みなさんの反応を直で見ることができるようになって。「私、フィロソフィーのダンスの一員なんだ」って、だんだん実感してきてます。
- 香山
私はまだ、あまり実感がないです。自分がファンとして好きだったメンバーの中にいることとか、こういうインタビューをして頂くこととか、まだまだやっぱり不思議な感じがして。でも、野音が終わって、自分の写真や動画を見ると結構いい表情をしていて(笑)。よかったなと思ってます。
本当にステキなお披露目パフォーマンスでした。緊張こそ伝わりましたが、先輩メンバー3人に負けないくらい堂々とされていたというか。
- 香山
緊張は本当にすごかったです。アンコールの最初にステージに登場させていただいたんですけど、裏でずっと手が震えてて、登場の直前までイヤモニが耳にうまくハマらなくて。ギリギリでハマってスッと出られたんですけど、ずっと焦ってました(笑)。
- 木葭
当日も直前まで、裏で歌とダンスの練習を続けてたんです。それに必死で、出番までまだまだと思ってたら、あっという間に「行くよ」って言われて。「もう始まっちゃうんだ……!」って。でも逆に、実際にステージに立ってパフォーマンスをしてみたら、緊張を超える楽しさでした。
ライブから数日後の、5人での生配信でも、出番を終えたあとのハイな木葭さんの映像が流れていましたね。
- 木葭
そうでしたね(笑)。普段の自分からは想像できないくらい、すごいテンション上がってました。
ほかに当日嬉しかったことは?
- 木葭
私は、ファンのみなさんがペンライトを私たちのメンバーカラーの緑と紫にしてくれたことです。びっくりしたし、嬉しかったです。あったかかった……。
- 香山
私も同じです。自分たちの色に変えてくれたこともそうだし、今まで自分はペンライトを振る側だったから、「ステージから見る景色はこんなにキレイなんだ」って感動しちゃいました。
あと、私、当日にメンバーカラーが入った6個のビーズの指輪を作って持っていったんですけど、それをみなさん、ステージに立ってるときもずっとつけてくださってたのがすごく嬉しかったです。
温かいエピソードですね。YouTubeの『Gimme Five!』や年明けに放送されるライブ映像を見ると、その指輪も確認できると。
- 香山
見れます! あ、でも、ののちゃんが……(笑)。
- 木葭
今はもうちょうどいいのをもらってるんですけど、当日、私だけサイズがゆるくて、お直しが必要で。つけられなかったんです(笑)。
なるほど(笑)。でもステキなアイテムですね。ちなみに、卒業前後に十束さんから何かメッセージはもらいましたか?
- 香山
これ、言っていいですかね? みなさんにすごく知ってほしいことがあるんですけど、開演直前に4人がステージに行くときに、おとはさんは私たちに「会場あっためてくるからね!」って言ってくれて。
自分の卒業ライブなのに!
- 香山
私たちがあとから登場しやすいように言ってくれたと思うんですけど、それがめっちゃかっこよくて、頼もしくて。なんてステキな先輩なんだって思いました。
- 木葭
うんうん。私はおとはさんがリハーサル中に言ってくださった、「いろんな不安なことがいっぱいあると思うけど、楽しむことさえできれば全部大丈夫だから」って言葉にすごく救われました。わりとなんでも不安がっちゃう性格だから、その言葉のおかげで本番もめちゃくちゃ楽しかったし、すごくありがたかったです。