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【マンスリーアイドルコラム No.089・初週のみ無料公開】CUBΣLIC 黒川 音 #1「いつかエクストロメ!!に」(9月木曜担当・全4回)

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やっぱりずっと特別な存在

 ライブ当日は、プロレスリング上でのライブということでイレギュラーな中で本当に不安だったけれど、今思うとあの環境のおかげで逆に自分の気持ちに正直になれたというか、格好つけずありのままの今を曝け出せたんじゃないかなって気がします。

 いままで壁だと感じていた対バンでの曲調の違いも、ライブの熱量で取っ払うんだという強い気持ちで歌って踊ったし、例え泣きメロじゃなくても、歌詞がダイレクトじゃなくても、「エモーショナルは今この瞬間ここから作りだすんだ」と、自分たちの可能性を信じて、あの日、エクストロメ!!を観ながら考えていたことを思い返しながら、過去の自分に恥じないよう、大切にステージに立ちました。

 未来を追い求め続けていくなかで、自分たちの目標はもっと別のところにあるんじゃないかとか、CUBΣLICがどうしたら未開拓のフェーズに進むことができるのかとか、ひとしきりの思考回路のパターンはもうやり尽くしたといえるくらい、この7年で考えてきたけれど、なんだかそんな細かいこと全部いい意味でバカらしくなるくらい、ガラストロメ!!さんのステージ、あの瞬間がすっごく楽しかったんです。絶対楽しいだろうなって想像していたのに、その想像を容易に上回ってきて、やりながらびっくりして笑っちゃうくらいでした。

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 忘れかけていた気持ちを思い出させてもらったし、フロアに居てくれるみんなの感じも含めて「これだ、ずっとこういうライブに出たかったんだ」と、改めて感じてしまいました。

 当日特典会に来てくれた方に「デビューして間もない頃、エクストロメ!!さんを観てたから念願だった」というお話をしたら「その日いた!」という方もいらっしゃったりして、「自分たちもこのステージに!」と思った正にそのステージを観ていた方たちに、時間はかかってしまったけど今、CUBΣLICが観てもらえているという事実が、大袈裟に聞こえるかもしれないけれどわたしにとっては本当に、嬉しかったんです。

 ガラストロメ!!さんに出演させていただいて、いままで感じていた壁をみんなと一緒に壊せた感覚がありました。勝手に抱いていたコンプレックスの壁も、壊してみて初めて、今となってはそんなに大きい壁じゃなかったことに気付きました。

 そして、もちろん活動の歩幅の物差しはひとつじゃないけど、だからこそ、分かってるからこそ、やっぱり!【エクストロメ!!】さんに出たいです。

 熱い想いを内に秘めたメンバーが揃った今のCUBΣLIC、フェイクなんかじゃないこと、パフォーマンスで証明させてください。

 今は、あの頃と界隈の流れやイベントの増減などの変化はあるし、こうして言葉にすることで「そんなに拘らなくても」と思われるかもしれませんが、楽曲派の右も左も分からなかった時、突然見つけた灯台の光は、やっぱりずっと特別な存在です。

 言葉にすると薄っぺらくなってしまう気がしていやだけど、6人でここから色々なそういうライブに出ていきたいし、何度も手を伸ばして滑り落ちて今まで行けなかったところのその先まで行きたいです。

 応援してくれるみんなといっぱい楽しいことをしていきたいからこそ”売れる“ことで恩返しがしたい。そして、これを読んでくれているまだ見ぬ君に、届けたいです。

 とにかくまずは一度聴いて、観てほしいです。必ず異次元に連れて行くので! 全次元各位、よろしくお願いします。

 来週からは、ここからさらに普段自分の中で蓋をしていることたちを開いて、拙いかもしれないけどひとつひとつ言葉にしてみようと思っているので、どうか最終週までお付き合いいただけたら嬉しいです。

 記念すべき初回、最後まで読んでくれてありがとう。また来週。

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PROFILE

黒川 音(CUBΣLIC)

くろかわ・おと
3月16日生まれ、東京都出身。B型、171cm。水色担当。
趣味は、時空移動、氷活、観劇。
特技は、早歩き、津軽三味線。

オフィシャルホームページ

https://hvt-inc.com/cubelic/

文・写真/黒川 音(CUBΣLIC)