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【マンスリーアイドルコラム No.089・初週のみ無料公開】CUBΣLIC 黒川 音 #1「いつかエクストロメ!!に」(9月木曜担当・全4回)

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頭の中で思い描く、界隈と分布図

 わたしはジュニアミュージカルや舞台をやっていたこともあって、小学生くらいの頃から多分、界隈を分析するのが好きでした。「この人はこのカンパニーのあの作品とあの作品に出てたからこの人とは知り合いであのルートで出演したのかな」とか「この作品に出てたらあそこのダンススクールのあの先生の中級のクラス受けてるよね」とか。

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 あと、友達が出演するからと貰ったフライヤーをファイリングして、暇さえあればぱらぱらと出演者の名前と宣材写真を見ながら、「この子はあの作品とあの作品に出ててあのスクールに通ってたはずだ」とか。これ、書いていてかなり伝わりづらいし、気持ち悪いかもと心配になってきました……。が、ふと気づくとそういう見方をしていました。

 アイドルに置き換えると、「このグループはあのグループと同じ事務所だからリリースもあの会社からか」とか「あのイベントは◯◯さんとあのグループの運営の○○さんが共催しているのか」とか。アイドルさんの前世やバックストーリーも好きだし、まだあまり知られていないグループさんや新グループさんを早めにディグるのも好きです。転生した先で解禁されたアー写を見て、名前や髪色、雰囲気など色々変わっていてもすぐ元○○の○○さんだと気づくのも得意です。

 「今度デビューするこのグループさんはあのグループさんたちと親和性ありそうだな」とか、グループのジャンルは近くなくても「こことここのメンバーさんは前世が一緒だからよく対バンしているのかな」とか勝手に考えたりして。自分たちがもしイベントで被れたとして、「タイテが前後だったら自分たちのこの曲からバトンを繋ぐな」とか「この曲きたら1曲目はこの曲でセトリを組むな」とか、そういうことも考えます。

 これを読んでくださっている皆さんにも少なからずそれぞれのアイドル論があると思うのですが、わたしも頭の中で思い描いている界隈、分布図のようなものがあります。

 アイドルを始めたばかりの時は自分の飛び込んだ世界をできるだけ把握していくためにとにかく沢山のジャンル、コンセプト、場所、主催さんのイベントのフライヤーやタイムテーブルを見まくり、沢山のグループさんのMV、アー写を見まくりました。そうするとだんだん何となく知識の地盤が出来てきて、リスペクトも生まれて、その上でまだ無色の自分たちがここからその中のどこを目指していくべきか、未熟ながらに探していました。

 そんな時に出会ったのが【エクストロメ!!】さんでした。お披露目してからも自分たちの目指すところがすぐには定まらなくて、空いている時間に色んなライブに足を運んだりしていたのですが、デビューしてちょうど1カ月後の2019年12月3日、タワーレコード渋谷店さんのB1にて行われたtipToe.さん、ヌュアンス(nuance)さん、RAYさん、クロスノエシスさんが出演されていたエクストロメ!!さんに、メンバーを誘って足を運びました。

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2019年12月3日エクストロメ!!のフライヤー