カメラの前が「頑張る場所」じゃなく「生活の一部」に
今年の12月には30歳になりますが、30代の理想の姿はありますか?
- 真山
そうだなあ。「なんかわからないけど、楽しそうだよね」っていう人であれたらいいなって思います。

今は違いますか?
- 真山
今はありがたいことに、どちらかというと「いっぱい背負ってきて偉い」とか「頑張ってますよね」みたいなイメージをみなさんの中でつくっていただいているというか。実際の私は割と飄々としているというか、そんなに深く考えていないし、もっと気楽に人生を生きている感じではあるんですけど。
なるほど。
- 真山
「しっかりと人生を一歩一歩踏み締めてきた」というイメージを持たれていると思うし、間違いではないかもしれないけど、意外と本当に私は「ただそこにいただけなんだよ」っていうのを、マイナスな意味じゃなく、プラスに捉えてもらえるような佇まいになれたらいいなって思います。

確かに、えびちゅうのこれまでの軌跡を振り返ると、さまざまなフィルターはかかっているかもしれません。
- 真山
そこをぶっ壊して、ひとりの人間というか、ひとりの真山りかとして見てもらえるように頑張りたいなって思います。
それが先ほどの“ただそこにいるだけ”のクラゲにも重なるのかなと思いました。そして、あらためて写真集で真山りかというひとりの女性の魅力を見られると。
- 真山
22歳の時に出した1st写真集に比べて、素の表情や笑顔が多いし、こんなに自然体な自分をカメラの前に出せるようになったんだなって。そう思うと、カメラの前が「頑張る場所」じゃなく「生活の一部」になっていたんだなって感じるし、「いい20代を過ごせたかな」って思います。そこをみんなにも受け取ってもらえたら嬉しいです。

「いい20代を過ごせた」と聞けて、ファンの人たちもきっと嬉しいと思います。これからのグループ、真山さん自身はどう売れていきたいですか?
- 真山
えびちゅうでいうと、やっぱりまた歌番組に出られるようになりたい。個人的には、今回写真集を出させていただいたひとつのテーマに「自分の殻を破りたい」というのがあって。もっと自分を解放して、もっと自分のことを好きになりたいし、“ありのままの自分自身を受け入れたいな”……って、『えび♡バディLOVE』の歌詞みたいなこと言ってる(笑)。
昨年からは舞台にも挑戦しています。
- 真山
いろんな舞台に出させていただいて、いろんな役を演じて、どうしても自分のアイドルの部分が抜けないというか。「アイドルである自分が演じるなら」を念頭に置いちゃっているのがすごい嫌で。写真集にはそういう気持ちを変えたいという思いもありました。今はミュージカルにも挑戦したいと思っています。
真山さんの歌声、声量はミュージカルでも聞き応えありそうです。
- 真山
ありがとうございます。えびちゅうの真山りかとしても、個人の真山りかとしても、可能性を広げて、しっかりと地に足つけて歩いていきたいと思うし、もっともっと自分自身を成長させていきたいです。

PROFILE
真山りか(私立恵比寿中学)
まやま・りか
1996年12月16日生まれ、東京都出身。身長154.2cm、血液型A型。
私立恵比寿中学のオリジナルメンバー。出席番号3番。パープル担当。
趣味・特技は、田村ゆかりさんのイントロドン、アニメ鑑賞、旅行、サウナ。
オフィシャルホームページ
https://www.shiritsuebichu.jp/取材・文/赤木一之 撮影/高澤梨緒
