人は楽しいところに集まるからね
解散直前だったのは驚きましたが、そんな上半期を経て、やっと上向きな下半期にたどり着くわけですね。
- 宇都宮
さっき出てきた9月の下北沢シャングリラで、結局バンドセットワンマンをやったんですけど。そこでバンドメンバーという自分たち以外の人がいてくれたことで、私たちもやるべきことが明確になって、めちゃくちゃ頑張れました。
- 船井
年末の全曲披露ライブも、文字通り「全曲やる」という課題が明確にあった。「2周年」とか「アルバム発売」ってトピックも重なっていたし、やる意味がすごく見えて楽しかったライブでしたね。
ここまで話していて思ったのが、私たち、「なんでやるのか?」が見えていないとダメなのかも。

- 宇都宮
そうですね。今まではその「なんで」がわからなかったから、結果的にいつもワンマンのあとに課題が残って不安な気持ちになってたのかも。だから自分たちと、お客さんの満足度の差にも疲れていた。……というのに、年末の全曲披露で気づけました。今後、活動していく上で、すごく楽になったんじゃないかなと思います。
全曲披露ワンマンのラストMC。珍しくおふたりの口から「売れたい」「欲が出てきた」という言葉が出てきていたのが印象的でした。今までのおふたりだったら言わなかった気がするんですが。
- 宇都宮
無責任に言えないですからね。自分たちの経歴的にも今までいろんなことがあったし、お客さんにもチームにも気負わせたくないし。でもあの日、なんか「売れるかも!」って、ちょっと思っちゃったのかも。
- 船井
売れたい、売れたい、簡単に売れたーい!
- 宇都宮
(笑)。

- 船井
前回のガラスガールさんのインタビューでさ、「着実に」「ズルせず」って言っていて、読み返して「選挙か?」って思った(笑)。もうズルしたい。しないですけど。
(笑)。それだけ貪欲に「売れたい」と思うようになったということですよね。
- 宇都宮
「売れたい」って、思うことが必要なんだと思いました。昨年はいろんなことに気づいた年だったので、今年はその気付きを活かす。
2026年、月刊PAMにとってどんな年になるでしょう?
- 宇都宮
私はぺしゃんこな時期がない年にしたい。1月はこれがあって、2月はこれ。3、4、5、6月……って、毎月トピックがある年にしたい。
6ヵ月連続リリースも決まったことですし。
- 宇都宮
そうですね。このタイミングでバッと曲が増えることは、ライブアイドルとしてすごく大きな武器になると思うし。曲に恵まれる一年になって、シーズンごとに着実にワンアップしていきたいです。
- 船井
今年、私たちはルンルンで過ごせる気がするんです。で、きっと「売れるとき」って、理解できないくらい急に来るものだと思うんです。だから2026年、私たちが着実にルンルンで歩いているだけで、「あれ、有名人になってる!」って……なりたい(笑)。
- 宇都宮
人は楽しいところに集まるからね。
- 船井
野外ライブもいっぱいしたいし、自由な空間でイレギュラーなこと、いっぱいやりたいですね。「急に月刊PAMがサンリオピューロランドで」とか。
「ファンは気負わずにね」というスタンスは変わらず?
- 宇都宮
そうですね。応援するなとは言ってないし、士気は上げていってほしいですけど、楽しんで応援してくれたら嬉しいです。

PROFILE
月刊PAM
「雑誌のようなワクワクを」をモットーに活動する、船井美玖&宇都宮未来によるオルタナティブ・ガールズユニット。
1stフルアルバム『MAGAZINE.』が好評発売中。「B.L.T.web」にて『こちら月刊PAM編集部!!』が連載中。
1月22日(木)より、1stアルバム『MAGAZINE.』リリース記念イベントを開催予定(CREAM LIVE ASAKUSA、タワーレコード新宿店ほか)。
オフィシャルホームページ
https://www.gekkanpam.com/
PROFILE
船井美玖
ふない・みく
2001年4月27日生まれ、広島県出身。身長163cm。
2021年12月まで「ザ・コインロッカーズ」のボーカルとして活動。2023年2月、月刊PAMとして活動開始。調理師免許を持ち、趣味は映画(邦画)鑑賞。グラビアでも活躍中。

PROFILE
宇都宮未来
うつのみや・みらい
2003年7月14日生まれ、大阪府出身。身長153cm。
2021年6月まで「ザ・コインロッカーズ」のボーカルとして活動。2023年2月、月刊PAMとして活動開始。趣味はドラマ鑑賞、物件探し。グラビアでも活躍中。
取材・文/アオキユウ(short cut) 撮影/持田 薫
