NEWS

NEWS

多くのアイドルが続々参戦。プロジェクト発足5年、電音部ってなんだ?

00_denon

2024年8月のTIFで「電音部」の新グループとしてデビューし、12月に大森莉緒、山本愛梨が加入して以降、単独ライブやアイドル対バンで精力的に活動しているアイドルグループ「Ma'Scar'Piece(マスカーピース)」(以下、マスピ)。今年6月には大森が「奇跡の一枚」でバズり、そこからマスピや電音部を知った人もいるだろう。

この「電音部」、“苺りなはむ”や“ぁぃぁぃ”、“ようなぴ”ら、様々なアイドルとしてのルーツをもつキャストも参戦しているが、「何だかよく分からない」という人も多いのでは?

ちょっと知っている人でも、「全体的にクラブミュージックっぽい」「それぞれがキャラクターを担当しているけどアニメなの?」など、いくつか疑問に思うはず。

「電音部」とは一体なんなのか? 仕掛け人であり統括プロデューサーの子川拓哉氏、石田裕亮氏にコメントをもらいながら、改めて、その魅力を探る。

ダンスミュージックが主軸

まず「電音部」とは、バンダイナムコエンターテインメント(以下、バンナム)が抱える音楽レーベル「ASOBINOTES(アソビノーツ)」が2020年から始めた“音楽原作キャラクタープロジェクト”だ。

ダンスミュージックを主軸とした歌やDJ、作曲を通じて音楽活動を行う、軽音部ならぬ「電音部」に所属する女子高生の姿を追うキャラクタープロジェクトで、ストーリーは楽曲やノベル・コミックで展開。そのストーリーはこんな設定になっている。

<プロローグ>
電子音楽がミュージックカルチャーの中心となった近未来。
北海道からアキバエリアに転校してきたプラモデル好きの女子高生・日高零奈が電音部に入部する。

音楽によって出会った少女たち。
それぞれの悩みや葛藤、そして価値観の違い、互いにぶつかりながらも高め合っていく。
「自分の信じる音楽、そして仲間達こそがNo.1である」
己の矜持を証明するために、青春の全てをかける少女達の物語。
01 denon
アキバエリア「外神田文芸高校」

「己の矜持を証明するために、青春の全てをかける少女達の物語」というのがアツい。そう思って曲を聴くと、より製作陣のエネルギーも伝わってくる。ちなみに、アキバエリアの電音部の3人の声を担当するのは、アキバを代表する事務所・ディアステージ所属の蔀祐佳(しどみゆうか)、天音みほ、現在フリーランスでマルチに活躍する堀越せなだ。

Dance Music Mix | Club Remixs