寺田寛明の２万６千５００歩／第十一回　2025年寺田的楽曲大賞（草案）。そしてPANDAMIC現体制終了への想い！！

う〜ん、それは……。パンダは僕、その前の体制から見てたので。その最初の“パンダみっく”の時は、メンバーが中３になった時に５人中３人が受験で辞めるっていう選択をしたんですよ。そこに今の山縣絆奈さんと（辻村）羽来ちゃんの２人が入って来るっていう……。だから自分的には、受験を乗り越えてくれるかっていうのがかなり大きかったんですよね。そのあと残り２人のオリメンの子達もやめて、2019年に4人入ってPANDAMICに改名して、１人すぐ辞めて……。結局全員入れ替わった５人組になったんですけど、その５人は高校受験の時も誰も辞めず、受験の時期に活動が減る感じもあまりないくらいで、大学受験の時期まで超えて、本当に不動の５人で活動を続けてくれたんですよ。

そう！　トラブルもなく無傷でここまでやり抜いてくれたから、もう素直に「お疲れ様！　ありがとう！」って気持ちでした。

最初に見たのがアイドルネッサンス目当てで行った対バンで、めちゃくちゃ若そうなメンバーが妙に尖った曲をやってるな〜と思って、調べたらそれが全部カバーだったという！　ナンバタタン……タルトタタンと南波志帆のコラボ曲とか、vivid undressの『シーラカンスダンス』とか。自分は音楽疎いので全然知らなかった曲で、その曲とメンバーの取り合わせがすごい面白いと思って。それでハマった感じですね。

いや〜（困）。もう８年ですからね〜。

全然最初と変わらないですね。むしろPANDAMICが一番変わらないかも（笑）。1回だけ仕事で一緒になったことがあって、それが本当にイレギュラーで……。NUANCEが名古屋で主催対バンをやってて、そのとき呼んでたのがPANDAMICとfishbowlとタイトル未定で。自分が前日大阪だからライブ行きますってフジサキさん（NUANCEプロデューサー）に言ってたんですよ。そしたらタイトル未定が直前に体調不良でキャンセルになって、フジサキさんから、NUANCEの蓮水恭美さんと僕がやる歌ネタのコントがあるんですけど、穴埋めにそれをやって欲しいと言われて（笑）！

本当に予期せず一緒になった感じなんですけど、そこで会ったときも本当に別に……。なーんもなかったな（笑）！！　こっちは少し緊張もあったんですけど、オタクとして会う時と全く同じテンションで、本当に普通でしたね。でも逆に言うと、そういう感じだからずっと通えてたのかもしれない。もしかしたらメンバー的には気を遣ってくれた結果だったのかもしれない。でもそうやって超自然体で接してくれてた感じが、自分的にはすごく、今から考えると有り難かったです。

もう本当に、ライブはずっと凄くて！　めちゃくちゃ凄い中で、歌が上手くなってるなとか成長も感じられて……。本当にここ数年は、今までのPANDAMICにはなかった、大人になってる感が出てきてて、すごく良かったんですけどね。PANDAMICって見てないオタクたちからは未だに子供だと思われてるんですよ（笑）　本当に会う人会う人みんなそうで。だから届くべきところに届かなかった感じもあって、そこはちょっと残念なんですけどね。解散じゃなくて現体制終了で、あくまでグループは続くので、オレンジターキー（所属事務所）には頑張って欲しい。メンバーはね、小中学生からアイドルを始めて、今大学生くらいの歳になって、新しくやりたいこととかも当然あると思うんですよ。続ける子もいると思うけど。

そうなんですよ！　アイドルじゃなくても、音楽的なことは続けてくれたら嬉しいですけどね。

う〜ん……（悩）。でも、今……。今になると、『きらり光る』かな……。

ライブでぜんぜんやんないですよ。特別な時だけ。