SKE48を卒業して4年。ソロアーティスト野島樺乃がたどり着いた“現在地”とは？「涙している方を笑顔に変えてあげたいからアーティストをやっているんです」

思い出はいっぱいあるんですけど、人生で初めて上海でファンミーティングをしたことですね。お仕事で海外へ行くことは久しぶりだったし、自分だけのファンミーティングが海外でできるなんて思わないじゃないですか。現地のファンの方にお会いできたのが嬉しかったです。

　海外に行くと視野が広がるって言いますよね。私もそのクチで（笑）。上海の観光地に行ったら、100階建てのビルがいくつも建っていて、夜なのに昼みたいな明るさのビジョンがあって、世界の広さを実感しました。すっかり元気になって、ちっぽけな悩みは吹き飛びました。

今年の私は「種まきの年にする」が目標でした。中国のInstagramみたいなアプリ「小紅書（RED）」を今年から始めていて、中国語のキャプションをつけて投稿しています。それがきっかけでフォローしてくださる方もいて、ファンミーティングで会いに来てくれました。種が育ってきたなと少しずつ実感しています。そうそう、中国語のレッスンも今年から始めたんです。

そうなんです。野島家は両親がコーヒー好きなので、自然と好きになりました。上京してからは自分で淹れています。マシーンも持っているし、コーヒー屋さんを何軒も巡ったりして。

　浅煎り、中煎り、深煎り……いろいろあるんですけど、私は苦みとコク重視なので深煎り派です。お店によって味が違うので、研究するのも楽しいです。スペシャリティコーヒーのお店にも行くんですけど、1杯1500円くらいするんですよ！　ランチのお値段ですよね。

友達も好きな子が多いです。でも、一人で出かけることもよくあります。

たしかに……。コーヒー飲めなかったら嫌かも！　苦手な方はNGです！

いつかは『コメダ珈琲店』さんとコラボして、私のブランドのコーヒーを作れたらいいななんて思っています。そして、おばあちゃんになったら田舎でお店を開きたいな。アクセサリーも置いてあるお店を作れたらいいですね。それが老後の夢です（笑）。