今年5月に当サイトで発表した「AKB48グループ最強のラジオパーソナリティは誰だ?2024」。昨年に続いて1位に輝いたのは、SKE48の鎌田菜月だった。そこで編集部は、その栄誉を称え、トロフィーを作成。自身の冠ラジオ『SKE48鎌田菜月のサクラバシ919』生放送直前の本人に手渡すとともに、インタビューを敢行した。
甲子園がどこにあるか知らなくたって生きていける
(トロフィーを渡しながら)連覇おめでとうございます!
- 鎌田
ありがとうございます。まさか連覇できるとは思っていませんでした。(発表された)記事を読んでいて、なかなか自分が出てこないから、「あれ?」と思っていたら、最後に登場したのでビックリしました。
そのトロフィーを、どこに飾りますか?
- 鎌田
局に置いておきます。この番組は配信もあるので、背景に映るようにしておきますね。
ちなみに、選抜総選挙のトロフィーってどこに飾ってあるんですか?
- 鎌田
自宅です。ただ、大事な物はしまっておくタイプなので、飾ってはいないです。総選挙って毎年そうですけど、嬉しいのはもちろんだけど、悔しさも込みだから、トロフィーを眺めながら、しみじみとお酒を飲むとかできないんです(笑)。
今回のように、自身の番組が第三者から評価されたことってありますか?
- 鎌田
取材で「ラジオを聴いてます」と言ってくれるインタビュアーさんが何人かいらっしゃいます。「撮影の小道具でヘッドホンを使おうか」と提案してくださったり。聴いている方はいらっしゃるとは思いますけど、なかなか直接評価してくださることは少ないですね。
番組が始まって約2年半。成長したという実感はありますか?
- 鎌田
肩の力は抜けてきました。初回放送は緊張しましたし、リスナーさんとどう向き合っていくか、考えないといけませんから。でも、リスナーさんが距離を詰めてくれたことで緊張はしなくなりました。今までの私にとって、帰る場所はSKE48だけだったけど、この番組も帰る場所になってきました。
番組終了後、スタッフさんと反省会みたいなことはしているんですか?
- 鎌田
初期は「リスナーのことを呼び捨てにしてみましょうか」とか提案はありました。今まで出演してきたSKE48関連の番組と勝手が違うし、深夜ラジオだし、手探りではありましたけど、今は好きにやらせてもらっています。
放送は聴き直しますか?
- 鎌田
全部聴くことはあまりないです。上手く話せていたかどうかの確認のために聴き直すことはあります。「こことここは入れ替えた方がよかったな」とか。
でも、説明が上手ですよね。それが評価ポイントのひとつにもなっているんですけど、自分の言葉だけで相手に伝わる説明ができるアイドルって少ないんですよ。
- 鎌田
ありがとうございます。自分でもどこまでしっかりとした説明ができているかわからないですけど、ラジオは日常会話とも違うので。説明するのって、今でも難しいことだと思っています。
自身の強みって何だと思っていますか?
- 鎌田
好奇心が強いことです。私は帰宅すると、テレビのニュースをつけて、スマホをいじりながら、どんどん別の何かを検索して……っていうことをしているんですけど、それっていろんなことに関心があるからなんだと思います。本を読むのも好きですし。
好奇心旺盛なのはいいことですよね。ただ、知らないことがあると、一斉にリスナーからツッコまれることになります。
- 鎌田
甲子園がどこにあるか知らなくたって生きていけるんですけどね!(※)。ただ、ラジオブースに入ると不思議なもので、普段は読める漢字が読めなくなったりするんです。まあ、間違えたとしてもリスナーさんがツッコんでくれて、それが流れになるから、私としてはそれでいいかなと。
(※7月30日放送で「甲子園は神戸にある」と間違え、リスナーに総ツッコミを受けた)