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まだまだ夏は終わらない!? 夏休み中に観たい! 映画好きアイドルが選ぶ“推し映画作品3選”・邦画編(久留島優果、杉浦英恋、永松波留、小清水美里、マリノ)

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0番線と夜明け前・マリノが推す映画作品は……

5人目は、ハッシュタグ「#マリノの365日生活」で毎日「今日の映画」を紹介する0番線と夜明け前・マリノ。

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PROFILE

マリノ(0番線と夜明け前)

まりの
京都府出身。ニックネーム「マリノス」

【映画と私】
①映画にハマった時期ときっかけ
小学生の時、姉と怖いもの見たさで家のカーテンを締め切り、真っ暗の中『呪怨』を観たのがきっかけです。見たらダメなものを見ているワクワク感と、感じたことの無い恐怖に虜になりました。数日間、布団の中から霊が出てくるシーンを思い出して、1人で寝られなかったのを覚えています。それからホラー映画にハマり、近所のTSUTAYAに通う日々が始まりました。

②1カ月に観る映画の本数
月に10〜15本程度です。気に入った作品は1度見た作品でも映画館に行って、何度も観る事があります。旧作は遠征の車内やライブハウスに向かう電車の中で観る事が多く、ライブが多い月は特に沢山の映画を観ます。

③好きな映画の傾向
元々ホラー映画ばかり観ていましたが、徐々に「心霊よりも人間が怖い」と思うようになり、ヒトコワ系にハマりました。胸糞やバイオレンス系が特に好きですが、今は好きな映画に傾向がなく、幅広いジャンルを観るようになりました。

④人生最推し映画
『ベイビーわるきゅーれ』
2人の殺し屋が社会に適合しようと、奮闘する姿を描いたアクション映画です。
ファンの方からメンバーの夜乃マユミと私が『ベイビーわるきゅーれ』のちさととまひろのようだと言っていただくことがあり、見てみたら大好きになりました。
本当に私達の日常会話のようなテンション感で、殺し屋モードに入ると、とてもかっこよく、日常とアクションのコントラストが最高です。2人の関係や雰囲気、お洋服やインテリアまで、好きで溢れた作品です。
アクション映画に苦手意識があり避けてきた人でも、ほのぼのしていて観やすいので、アクションの魅力に気付く入り口になる作品だと思います。全人類に観て欲しいです。

【推し邦画 その1】

『ヒーローショー』

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出典元:https://www.amazon.co.jp/

芸人・ジャルジャルの2人が主演の本作は、東大阪集団暴行殺人事件をインスパイアした作品です。ヒーローショーのアルバイト中に起こった恋愛トラブルをきっかけに、暴力が徐々にエスカレートし、ついには殺人事件へと発展してしまう……そんな恐ろしい物語です。
いつどこで起こってもおかしくない、どんな人でも加害者になり得る話が怖く、程よいバイオレンスさと、時折挟まれるコント感が好きで紹介しようと思いました。
モラトリアムの沼でもがく若者たちが、徐々に襲われる不安感を、ジャルジャルの2人が説得力のある演技で表現しており、リアリティがひしひしと伝わってきます。
好きなシーンは消費者金融でネタをやらされ、その後泣き崩れ発狂するシーンです。心がえぐられました。また、主人公ユウキの「俺、生き直してぇよ、生き直させてくれよ」というセリフは、たまにふと思い出すほど脳内にこべり付いています。
こういう非道な人間が沢山出てくる作品は、観ている自分まで道徳観が歪んでしまうじゃないかと恐怖を感じて、そのゾワゾワ感も含めて好きです。万人におすすめできる作品ではないですが、暑い夏、震えたい人におすすめです。

映画『ヒーローショー』予告編

【推し邦画 その2】

『堕ちる』

無口な仕事一筋の中年男性が、地下アイドルにハマっていく様子を描いた作品です。様々な地下アイドルを題材にした映画を観てきましたが、この作品が最も現実味を感じられました。
タイトル通り主人公はアイドルにハマっていく事で、人生のどん底に堕ちていきますが、決してバッドエンドではありません。アイドルに夢中になることで感じる幸せや現実逃避感なども描かれており、30分の映画とは思えない満足感です。
この作品はアイドルファンだけじゃなくて、むしろアイドル自身にこそ観てほしいと思います。解散や活動方針の変更など、様々な決断によって、ファンにどのような感情の波をもたらすのか。喜びだけでなく、苦しみや葛藤もあるということに改めて気づかされると思います。
私の所属するグループ、0番線と夜明け前の『わたしは水になりたかった』のMVも、この映画の主人公を彷彿とさせる部分があります。ひとつの好きな事にのめり込みすぎず、いくつかあるコミュニティ(居場所)のひとつにアイドルがある、そのくらいの距離感がちょうどいいなと思いました。アイドルファンの方も、そしてアイドルの皆さんも、ぜひ一度観ていただきたい作品です。
地下アイドルにハマった男の行く末は…!?映画『堕ちる』予告編
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【推し邦画 その3】

『最強殺し屋伝説国岡 完全版』

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出典元:https://www.amazon.co.jp/

殺し屋の日常を描いたモキュメンタリーで、セリフなのかアドリブなのか分からない、リアルな会話劇が絶妙に面白くておすすめの作品です。
殺し屋という異常な題材でありながら、京都の小さなアパートで一人暮らしをし、恋愛に悩み、友達とM-1グランプリを見るなど、ごく普通の日常とのギャップが魅力的です。後半に向かうほどアクション性が高まり、ラストはモキュメンタリーの垣根を越えた長すぎるアクションシーンで最高です。 最も好きなシーンは、疲れ果てた国岡さんが「酒ってなんでこんなまづいんでしょうね」って言いながらお酒を飲んで、突然走りだして転ぶシーンです。普通から外れようと踏み出したけど、結局社会のルールのようなものから逃げられない不満がこのシーンから感じて、昔の自分と重なり感情移入しました。
出てくるキャラが愛おしく、コントを見ているような感覚になり、終盤にはカッコイイ本格アクションが待っている、とにかく観てほしいです。続編の『フレイムユニオン 最強殺し屋伝説国岡 私闘編』が10月に公開されるので楽しみです。
阪元裕吾監督作品『最強殺し屋伝説国岡 完全版』予告編
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みなさんの好きな作品はあっただろうか? 人気作からマニアックなものまで、それぞれの感性が伝わってくるセレクトで、気になる作品ばかり。ぜひチェックして、推しとの映画話に花を咲かせよう!

取材・文/赤木一之