5位から3位!! 2025年のランキングはコレ!

5位 山内瑞葵(AKB48) 『AKB48のささやきラジオ~たぶん、山梨、石川、福井、山口でしか流れないから!~』(毎週月曜19:30~20:00/YBS他) 『柱Night! with AKB48』(毎週日曜23:00~24:00/BAYFM)
『柱Night!』は宮崎美穂、向井地美音からバトンを受け継ぐ形で、昨年4月から山内瑞葵が担当することに(第4週は小栗有以が担当)。
正直な話、「1時間の生放送をずっきーがこなせるのか?」とファンすら不安を覚えたかもしれない。ところが、ふたを開けてみれば、トークが滑らかで、かつ明るく、不安は杞憂だったことを証明してくれた。ゲストは気心の知れたメンバーばかりなので、ずっきーも話しやすそうで、“今”のAKB48がそのままパッケージされている。
雑誌の取材時には開かれない扉が開き、「ずっきーってここまでしゃべれたっけ?」と驚くばかりだ。これが“外”のラジオ番組だと話は変わってくるが、この番組においては、人見知りのずっきーはどこにもいない。30分番組『ささやきラジオ』もメンバーがゲストなので、『柱Night!』同様、とにかく明るいずっきーを堪能できる。

4位 今村麻莉愛 市村愛里 坂本りの(HKT48) 『HKT48ラジオ聴かナイト!』(毎週日曜23:30~24:00/KBC他)
昨年5位から1ランクアップ。HKT48結成の翌年からスタートした番組で、メンバー2名と沖繁義アナが出演している。
この番組最大の特徴は、ボケとツッコミの役割が明確なところ。メンバーがボケに、沖アナがツッコミに回ることで番組はスムーズに進行される。要は、常識を知らないメンバーに対し、沖アナがツッコむことで笑いが生まれるという図式だ。しかし、若者の流行を知らない沖アナに対し、メンバーが逆襲に転じる場面もあり、結果的に双方がボケになるという、まるで笑い飯の漫才のような展開がなんとも心地よい。それもこれも、出演者たちが心を許し合っているからこそ生まれる現象。番組全体のパッケージとして、とてもハイレベルな30分だ。

3位 安部若菜(NMB48) 『NMB48のTEPPENラジオ』(毎週土曜21:30~21:45/MBSラジオ)
ドラフト3期生の安部若菜がお届けする15分番組が初のランクイン。ゲストにメンバーを迎え、根掘り葉掘り質問していくのだが、素晴らしいのが、「そこまで聞いてくれとは頼んでませんけど?」というところまで聞いてくれること。風呂の入り方や楽屋での着替えの様子など、男子リスナーがそのシチュエーションをつい妄想し、ぞわぞわしてしまうような質問をぶつけてくれるのが、わかぽん流だ。
男子リスナーに寄り添ってくれているのか、それとも彼女の中に変なおじさんが棲んでいるのか――。真偽は不明だが、今回調査対象の41番組中、もっともエロを振りまいてくれる番組である。また、原稿読みの技術も高く、「さすが関西大学卒!」「よっ、小説家!」と称賛を送りたくなる。