INTERVIEW

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「『入ってくれてありがとう』って言ってくれる方がたくさんいたのが嬉しかった」かすみ草とステラ3期生インタビュー【新メンさんいらっしゃい!(第14回)】

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かすテラを最後のグループにしたいんです

市川さんと花丘さんはアイドル経験者なんですよね。

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市川こころ
  • 市川

    はい。もともとアイドルが好きで、友達にすすめられたアイドルオーディションで合格して活動してたんですけど、あんまり上手くいかなくて。だから経験者といっても8ヵ月くらいで一瞬なんです。

なるほど。そのあともいろいろと応募していたわけですか?

  • 市川

    そうです。でもなかなかどこにも入れなくて……。親からしても、タイミング的に「アイドルを目指すのはここまでにして」って言いたくなる時期が来て。「これで最後のチャンスだな……」と思いながら受けたのがかすテラだったので。諦めずにやってこれてよかったです。

そして、花丘さんはかなり長くアイドルをやっていたとお聞きしました。

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花丘すみれ
  • 花丘

    1年空いたんですけど、合計でいうと5年目です。もともとは中学生の頃にいじめられちゃって、親には言い出せず学校に行けなくなったことがあったんですけど、そのタイミングで推しのアイドルがいて。戦慄かなのさんなんですけど。

意外にも戦慄さん!

  • 花丘

    『アウト×デラックス』(フジテレビ系)とかで壮絶な過去の話とかをされていたんですけど、どん底にいた自分はそれを見て、「意外と人生って、どん底に落ちても這い上がれるのかも」って勇気をもらったんです。

    学校行けないのもマズいと思ってたし、親からも「ちゃんと行きなさい」とか「甘えだよ」って言われちゃっていて……(泣)。

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甘えではまったくないんですけどね。そして両親にも理由はなかなか説明しづらいという……。

  • 立花

    私も泣きそう。

  • 月橋&市川

    (同じく泣き始める)

  • 花丘

    最初は「アイドルになりたい」ではなく、ただ見て元気をもらってたんです。でも、かなのちゃんのイベントに行ったときに、何を思ったのか「私もアイドルになりたいんです」って言っていて、かなのちゃんはすぐに「なれるよ。どこかひとつ、オーディション受けてみな」って。

    それで受けたオーディションで合格してアイドルになったんですけど……うまくいかないというか。自分だけ他のメンバーと年齢も離れていて、あまり心も開けなかったし、「居場所」とは言えない感じで。

なかなか難しい……。

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もらい泣きする月橋ゆらぎ
  • 花丘

    そうこうしている内に、そのグループも解散になったんですけど。そのグループ、デビュー時期が近かったので、かすテラともよく対バンをしてたんですよ。だから、かすテラが着実に上へ進んでいくのを見ていて、当時の劣等感はすごかったです……。

    そのあと、2個目に始めたグループもうまくいかなくて。「アイドルになっても何も変わらないんだ」って諦めかけたんですけど、一緒にやってた子たちがまたアイドルになっていって、「私のほうがアイドル好きなのにな……」って思ったら、やっぱりまだオーディションを受けたくなって。それで最後にって受けたのがかすテラでした。

かなり苦しい期間を経て、かすテラに辿り着いたんですね。でも、そんな劣等感を当時覚えていたかすテラに入るって、並々ならぬ思いがあったんじゃないですか?

  • 花丘

    ある意味、古参ですもん(笑)。対バン以外に普通にワンマンもずっと見に行ってましたし。でも、着実にステップアップを続けているグループで、プロデューサーさんとも少しですけど面識があったので、逆に受からないと思ってました。

    楽しみも大きいけど、不安も大きいのが本音です。本当に、かすテラを最後のグループにしたいんです……。