今、高校時代よりも青春を感じます
STU48のメンバーとしてお披露目されたのが、2023年の4月でした。出身の山口県を離れて、広島県で活動するのはどうでしたか?
- 曽川
一人暮らしを始めて、ホームシックがひどかったです。寂しすぎて、情緒不安定になりました。なんだか自分が自分じゃないみたいで。親が来てくれたことで回復したんですけど、家に帰ると孤独を感じていました。活動は楽しかったんですけど。
活動自体は楽しかった。
- 曽川
はい。それがアイドルのすごいところだと思います。プライベートで凹むことがあっても、ステージに立つと元気になれるんです。メンバーと会えるのも楽しいですし。
青春を感じていますか?
- 曽川
はい! 高校時代よりも青春を感じます。みんなで振りを揃えたりする時間に、みんなでひとつのことをやっているんだなっていう団結を感じます。本番に向かって全力を出している感覚が好きです。本番へのワクワク感がたまりません。文化祭より楽しい(笑)。ダンスを全力で踊れるのが嬉しかったです。ダンスは1年ちょっと習っていたけど、全力で踊れる機会がなかったので。
加入した年のシングル『君は何を後悔するのか?』のカップリング曲『幽体離脱と金縛り』でセンターに選ばれました。どう思いましたか?
- 曽川
期待に応えなくちゃってめちゃくちゃ思いました。
その期待のされ方には納得しましたか?
- 曽川
私、人と比べたり、自分を評価したりするのが苦手で。あまり考えないようにしました。
そんな人が最新シングル『地平線を見ているか?』でセンターに立ちました。
- 曽川
めちゃくちゃ嬉しかったです。でも、怖さもありました。憧れていたポジションだったけど、不安もあったり。いろんな感情がありました。初期には目標として口にしていたけど、徐々に言わなくなりました。まだそんなことを口に出せないなと思って。
もうしばらくすると8周年コンサートです。会場は東京ガーデンシアターです。
- 曽川
発表されて嬉しかったです! 大きい会場ですから。ファンの方でいっぱいに埋まった会場を見たら私は泣き崩れるかもしれない(笑)。
自分がセンターに立っている期間に迎えるコンサートですね。
- 曽川
そう言われると、また悩みが増えます(笑)。それは理解しているんですけど、全員で頑張るのが好きなので。全員で大成功させたいです。
どうなったら大成功だと思いますか?
- 曽川
リハ期間から楽しんで、全力で頑張って、当日は全員から熱を感じることができたら、もし全ての席が埋まらなかったとしても次につながると思います。
曽川さんは熱い人ですね。
- 曽川
そう言われます。私がこうなったのは、STU48に入ってからです。高校まではただ楽しければいいなという感じでした。
