夢の写真集がついに発売。相楽伊織が語る「元アイドル」がセカンドキャリアを成功させる秘訣とは

はい、セカンドキャリア。

そうですね。前の事務所で5年ほど活動し続けて。ただ、1年半前、25歳になるタイミングで、ちょうどどちらのお仕事にもひと区切りがついて。ずっと「グラビアがやってみたい」と思っていたのもあるし、「もっといろんなことができる場所があるんじゃないか」と思ったんです。

はい。節目の年齢でもあったし、まずは環境を変えてみようと思ったのがきっかけです。

そうですね。でも、現状を維持することはすごく大切だし、それで幸せなら何の問題もないと思うんですけど、「何かに迷った状態で過ごす」ってすごく心にもよくないというか。私は「迷いがあるってことは、きっとそれって“変化のタイミング”だ」と信じているので、思い切って飛び出したんだと思います。

うん。よくある言葉ですけど、「迷ったら行動する」とか、「やりたいことをやる」に尽きるのかなって。あと、私の場合は「イメージできることは実現させられるということ」っていうのも信じていて。グラビアをやっている自分のことはイメージできたから踏み出せたのかなって。

たとえば私が「石油王になりたい」と言っても、石油王になった私なんてイメージできないし、意味がわからないじゃないですか（笑）。でも「写真集を作りたい」だとしたら、写真集を撮っている姿は想像できるし、きっと叶えられると思ったんです。

うん。叶う叶わないは置いておいて、「何がやりたいか」を明確にするのは結構大事かもしれないです。自分のキャリアにひとつ「アイドル」というものがあるなら特に、それがはっきりしないと行き詰まっちゃうというか。感覚的ですけどそう思います。

それが明確なら、次はその目標と自分のギャップをどうやったら埋められるかを考えられるようになりますし。

「目標を口にしていくこと」ですかね。自分の頭がしっかり目標に向かうようになるのもそうだけど、周りの人にやりたいことを伝えるってすごく大事だなって。

はい。グラビアの現場では毎回言っていて。そうなると、マネージャーさんはもちろん、周りのスタッフさんにも「相楽伊織が写真集を出したいんだって」って伝わるし。きっとどこかでチャンスにつながると思ってました。

はい。現役時代の私を知っている方も、私の想いを感じてくれるような写真集になったと思うので。ぜひ見ていただきたいです。