津代美月・カバーガールインタビュー「自然体を撮られることに抵抗があったけど、可能性を広げるために挑戦しました」

結成前に口にした「3年で武道館に立ちたい」

武道館に向けてのお話も聞いていきたいのですが、元々、アイドル歴自体は長いですよね？

津代
幼稚園の頃からダンスを習っていて、そのスクール内でアイドルグループを結成して。そこに入らせてもらったのが最初でした。多分、そこを辞めたのは中2か中3かなあ。当時のことは本当に覚えてなくて。

覚えていないのは、活動がずっと多忙だったから？

なるほど（笑）。そして、Jams Collectionは、「津代美月率いる新グループ」としてオーディションが開催されて2021年3月3日に結成されました。そこに至った経緯を教えてください。

津代
ジャムズに入る前に別のグループにいて、卒業後、2年ほどアイドル活動をお休みしていたんですけど、その期間もアイドルの友だちと会って、アイドルの話をすることもライブを見に行くことも多くて。「やっぱりアイドルって素敵だなあ」と思ったし、根本的にアイドルが好きで、「アイドルしかやりたくないな」っていう感情になっていた時に、プロデューサーさんとお話をしました。

グループが結成時から掲げていた「3年で武道館に立つ」という目標は、津代さんの言葉がきっかけですよね？

津代
そうですね。ジャムズが始まる前に、プロデューサーに「目標みたいなのある？」って聞かれて。実現できるかすら想像つかないけど、「夢なら言ってもいいか」と思って、「3年間の間に武道館に行きたい」というのを初めて口にしました。

アイドル歴が長い分、そういう思いは昔からあったんですか？

内に秘めていた物があったのかもしれませんね。

津代
でも、デビューしてから3年間、ずっと武道館のことを考えていたかというとそうではなくて。毎日のことに対してずっと生きてきて、先のことを見ていなかったらいつの間にか3年経っていて。だんだん会場も大きくなるにつれて、「これは、もしかしたら立てるかもしれないな」とは思っていました。

そこから、ついに武道館に立てると聞いた時はどう思いましたか？

津代
プロデューサーさんがサプライズ発表とかがすごい苦手な人というのは分かってはいたんですけど、去年10月の幕張メッセ（ワンマン）に向けての合宿のミーティングの時に、さらっと、「来年、武道館に行くから」って言われて。みんな、「えっ、どういうこと？」って。一瞬、「聞き間違えかな？」となって、少し経って「なんでそんな大事なこと簡単に言うの!?」とは思いました（笑）。