今年で野音が100周年。チャンスは今しかないと思いました
さて、そんなガラフェスですが、今年は4月2日にGOTANDA G6・G7(五反田)で、「ガラスガール1周年記念! ガラフェス-春のアイドルランチミーティング日和-」。そして7月30日に上野水上音楽堂(上野)で「ガラフェス-大本命!! トツゲキ! サマーソルトドロップ-」が開催されました。
- 澤
五反田は2つのステージを用意して、全部で32組が参加していただいて。約700人の方が足を運んでくれました。ライブハウスだったこともあって人数制限があったんですけど、チケットは完売状態で大成功でした。
- 足立
夏の上野も約800人の動員で盛り上がりましたね。世界最大のアイドルフェス『TOKYO IDOL FESTIVAL 2023(TIF)』さんとのコラボも話題になりましたし。東京女子プロレスと、アップアップガールズ(プロレス)の融合も見どころでした。
- アオキ
あと、足立さん企画の「かき氷早食いクィーン選手権」もよかったですよね。
- 足立
毎回「アイドリンピック」「フィジカルチャレンジ」といった、「スポーツでアイドルが戦う」というコーナーをやってきたんですけど、今年の夏は酷暑だったんでスポーツは厳しいかなって思ったんです。でも、やっぱり“熱い戦い”は残したかったんです。だったらかき氷の早食いじゃないかって。
- 篠本
さすが、元PRIDEのジャッジマン。戦いに貪欲ですね。
- 足立
やっぱりアイドル同士が真剣になる瞬間、そこに熱い化学反応が起こると思っているので、そこは大事にしたかったんですよね。
そんな2興行とも大成功だったわけですが、上野で発表された「12月17日・日比谷野音」。会場からもどよめきが起こっていましたね。野音はキャパ3000人の大きな会場です。なぜチャレンジしようと思ったんですか? 上野で800人だったわけですから3倍以上集客しないといけないわけですよね。
- 澤
たしかに挑戦ではあるんですけど、やっぱり野音は特別なステージだっていう部分が大きいです。僕は、ヒップホップやレゲエ畑だったので、伝説のイベント『さんぴんキャンプ』(1996年7月7日に野音で行われたヒップホップイベント)や『SOUL REBEL』をはじめとした大きなイベントの舞台で。その野音が今年で100年目で、来年ラストを迎えるって聞いて。「チャンスは今しかない!」って。毎月抽選に行くようになったんです。まぁ、当選するとは思ってなかったですけど(笑)。信じられない倍率なので。
- アオキ
「野音が取れちゃいました」ってなったときには震えましたね。3文字で言うなら「マジか」って思いました。
- 足立
でも、もうやるしかないって覚悟も決まりましたよね。今までで最高の集客と、エンターテインメントにしないとって。今まで以上に来てくれる人をドキドキさせないとって思ってます。