“新しいベルハー”を育ててくれる。そんな期待を持った
成松が最終日にピックアップしたのは、BELLRING少女ハート・葵みと!

メンバーをほぼ一新した現体制のBELLRING少女ハートが始動したのは、今年の4月のこと。それだけに今の彼女たちを、アイドルシーンの一部界隈をやたらな熱狂の渦に巻き込んだ過去のベルハーと比べるのは酷な話だし、この日の現ベルハーのパフォーマンスは、我々がかつてのメンバーに見ていた「ベルハーの心意気」のようなものをしっかりと感じさせるものでもありました。
そんなベルハーリテラシーの高いメンバー4人は、いずれ劣らずチャーミングだったのですが、特に気になったのがこの葵さん。1月まで活動していた期間限定グループ「BELLRING少女ハート '22」のメンバーでもあり、ほかの3人よりもベルハー歴が長いことも影響しているのでしょう。特にバッキバキに気合いの入った“いい目”をしていました。
そして葵さんたちの一挙一動にビビッドに反応する客席エリアの様子もとても好ましかった。これからメンバーとオタクがお互いに呼応しながら“新しいベルハー”を育てていってくれるんだろうな。そんな期待の持てるステージでした。
“さあ 僕らの時代だ”に鳥肌が立ちました
PROFILE
ほりゆーこ
アイドルオタク・関係者が集まる新宿歌舞伎町の飲み屋『酔っこら処』店長。天空から海底まで幅広い知識を持ち、現場にも足を運びうっかり海外まで遠征しちゃう女オタク。ガラスガールでは連載『ほりゆーこのオタク目線ライブレポ』を担当
ほりが最終日にピックアップしたのは、yosugala・汐見まとい!

汐見まといちゃん、本当にめちゃくちゃ美人だし、歌も上手い。そしてZeppの最後方で見ていても見える表情の豊かさ。感動しました!
メンバーの君島凪ちゃんがお休みだったんですけど、盛り上げに来たHEAT GARAGE、ちゃんと聞かせるSKY STAGE。両方ともそれを感じさせないパフォーマンスでした。SKY STAGEの1曲目にやった『indigo』の“色褪せた空 星も見えない今夜”って歌詞が、雨もあった今日のTIFに合ってました。
歌詞でいうと、最後に歌った『夜明けの唄』にある、まといちゃんのソロパートの“さあ 僕らの時代だ”。yosugalaは去年の6月デビューなのでまだ一年ちょっとしか経ってないんですけど、「あ、売れるな」って。鳥肌が立ちました。