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TIF2023×ガラスガール! TIF2日目で見つけた“夏のシンデレラ”候補を一挙紹介!

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西野千明(真っ白なキャンバス)。ガラスガール5代目カバーガール

かなり気になる「いい女の親玉」

PROFILE

成松 哲

大分県出身のフリーライター・編集者。いくつかの編集プロダクションや音楽ナタリー編集部を経て現職。著書に『バンド臨終図巻』(河出書房新社/文春文庫、共著)など

成松が2日目にピックアップしたのは、ユレルランドスケープ・小野町子!

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ユレルランドスケープ・小野町子

ユレルランドスケープは、記号的なまでにわかりやすく「いい女」であるメンバー4人が、今日的なブラックミュージックに軸足を置いた、どこかエモくもメロウな楽曲を歌い踊るグループ。この日の18時という時間に、SKY STAGEで彼女たちを観られたのは本当に心地のいい体験でした。太陽がだいぶん傾いて、涼しい風も吹き抜けるようになってきたフジテレビ湾岸スタジオ屋上という“ランドスケープ”で、スムーズな歌声とビートに身体を“揺”らせられたわけですから。

そして、小野さんはグループ唯一のオリジナルメンバー。そこにあるピアスを自慢したいのか、ことあるごとにステージ上で舌を出してみたり、夏の初めに突然左腕のタトゥーの数を増やしてみたり、そんないい意味でのガラの悪さも相まって、かなり気になる「いい女の親玉」なんです。

売れそうだな、売れてほしいな

PROFILE

ほりゆーこ

アイドルオタク・関係者が集まる新宿歌舞伎町の飲み屋『酔っこら処』店長。天空から海底まで幅広い知識を持ち、現場にも足を運びうっかり海外まで遠征しちゃう女オタク。ガラスガールでは連載『ほりゆーこのオタク目線ライブレポ』を担当

ほりが2日目にピックアップしたのは、カイジューバイミーのスタンド・バイ・エレナ!

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カイジューバイミー スタンド・バイ・エレナ

カイジューバイミーのDOLL FACTORYを日中と夕方の2回とも見たんです。日中は激しめ、夕方は聴かせる系と住み分けてやってたんですけど、夕方の最後に歌った『フリージア』がすごすぎました。エレナちゃんを結構フィーチャーした曲なんですけど、声の伸びに感動しちゃいました。

あと、前に渡辺(淳之介)さんがカイジューバイミーの『熱帯魚』を「これめっちゃ聴いてる」とツイートしたことで、その噂を聞いたWACKオタクが夕方のほうに大勢来てたんです。しかも声を出して、しっかりと手を上げてくれていて。カイジューバイミー、売れそうだな、売れてほしいなと思いました。